特集 2018/6/20(水)
ロゼがいつもよりも辛口に感じるのには、理由があった!

飛行機に乗ると、ワインの味って変わるの!?

目的地がどこであっても、フライト中に飲むワインの味は格別。地上約1万mの高度になる機内では、アルコールが回りやすくなるのはよく知られているけれど、ワインの味が普段と違うと思ったことってない? でも、それは気のせいじゃないみたい。

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ヘイマイヤーさんによると、「エミレーツ航空」では、利用客のニーズに応じて常時アップデートされるワインリストがあり、食事を引き立てる風味であること、また客室内の気圧に適していることも考慮に入れているのだそう。
「高い空の上では、ワインの繊細な風味がかき消されてしまいます。このため、強い風味のあるものを選ぶことが大切。食事のレベルにふさわしい品質を持ち、かつ過酷な飛行条件に耐えうるワインを厳選しています」

また、古い機材で飛ぶ場合、ワインの味がひときわ違って感じられることがあると、ヘイマイヤーさんは指摘する。
「新しい機体では、湿度や気圧などの調節機能が著しく進化していて、それほど高度の影響を受けません。高度1万mといえど、標高4500m程度のアルプス山脈にいるような印象ですね」

ちなみに、フライト中に起こる味覚の変化は、ワイン以外の飲み物にも当てはまるそう。たとえば、トマトジュースは機上という環境によっておいしく感じるドリンクの代表で、機内ではブラッディマリーの人気が高くなることを示唆した検証結果さえあるのだとか。その理由は、環境大気がトマトジュースの味をよりおいしくしてくれるからだとか。次回飛行機に乗ったときは、ぜひオーダーしてその味を確かめてみて!

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original text : Olivia Blair translation : Rubicon Solutions, Inc cooperation : Yuko Ehara 

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