特集 2018/1/18(木)

低炭水化物(ロカボ)ダイエットについて、もう一度おさらい!

炭水化物の摂取量を制限する「低炭水化物ダイエット」。世界中で話題になったダイエット法で、一時は人気セレブも実践していると言われていた。でもダイエットトレンドの移り変わりとともに、最近はあまり聞かなくなったけれど、ここでもう一度そのダイエットの効果を検証。低炭水化物ダイエットを実践中の人も、これから挑戦しようと思っている人も、ぜひ参考にしてみて。

どうやって減量できるの?
低炭水化物ダイエットで、減量効果は得られやすいと言われている。それには2つ理由があって、ひとつは体が炭水化物をエネルギーとして使っているから。炭水化物を制限すれば、ほかの栄養素からエネルギーを作り出し、臓器を動かす。そして筋肉に蓄えられたグリコーゲンもエネルギーに変える。
では、筋肉に蓄えられたグリコーゲンが減少するとどうなるのか? まずは水太りが解消されるのだとか。私たちの筋肉は、1gのグリコーゲンにつき、3gの水分を蓄積。そのため、グリコーゲンをエネルギーとして使用すると、水分が減って体重も減少する。だからもし低炭水化物ダイエットを実践し、「たった一週間で減量に成功した!」という人がいたら、体内に溜まっていた水分が減っただけで、余分な脂肪が落ちたわけではない。
ふたつ目の理由として、ほとんどの人たちは普段から炭水化物を摂りすぎる傾向に。米国農務省(USDA)が公表した「米国人のための食生活指針」によると、炭水化物の摂取量は総エネルギー摂取量の50%が理想的。1日の基本摂取カロリーを2,000kcalとした場合、炭水化物の必要量は多くて250gだそう。お茶碗一杯のごはんが約150gなので、もしかすると食べ過ぎているかも?

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original text : Jaclyn London, MS, RD, CDN translation: Reiko Kuwabara photo : Getty Images

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