不安な気持ちは、なぜ食欲につながってしまう?
ストレスがたまりにたまっているとき、気がついたらポテトチップスの袋が空っぽになっていた……という経験をしているのはあなただけではない。これには生物学的な根拠もあるらしい。その理由がわかれば、もうストレス過食をやめられるかも?
ストレス食いの悪循環を断ち切るためのファーストステップは、「“自分は不安だから食べている” という状態を認識することだ」。そう話すのは、ノースカロライナ州にあるフィットネスクラブ「デューク・ダイエット・アンド・フィットネスセンター」で行動保健学のディレクターを務めるソフィア・ライディン=グレイ博士。「無意識で食べていることを自覚出来たら、次に不安の原因を突き止めましょう。つまみ食いをしてしまう理由がわかれば、別の行動を選択することにつながります」
次に、緊張状態になったときに、心を落ち着かせてくれる方法を見つけること。毎日5分ほど静かに座って過ごす、仕事の後にテニスをする、庭いじりをするなど、自分に合った方法を探してみて。また、そのときの気持ちを文字にして書き出すことも、心に抱え込んでいる感情を吐き出すことになり、ストレス食いの代わりになるのだそう。不安を感じたらいつも書き留めている手帳や日記を開き、これまで話したような自分で作ったルーティンに従うこと。そうすれば、これからはポテトチップスの封は閉じたままだし、そもそもスーパーで買い物カゴに入れることもなくなりそう。
original text : Jessica Migala translation : Rubicon Solutions, Inc cooperation : Yuko Ehara photo : Getty Images
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※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。