特集 2017/7/2(日)
おうちで焼けば、ただ食べるだけよりも癒し効果UP

お菓子作りで心のケアを! ストレス解消ベイキングって?

料理とはまた違った魅力があるお菓子作り。小麦粉にバター、砂糖、卵……などなど、材料をキッチンに並べただけでなんだか温かい気持ちになるという人も多いはず。これは心理学的にも根拠があって、お菓子作り、とくに“ベイク”には、焼きたてを味わえる以外にもさまざまなメリットがあるらしい。

「ハフィントンポスト」によると、一部の心理学の専門家たちは、お菓子作りを、絵を描いたり楽器を演奏したりするのと同じクリエイティブな活動だと位置づけていて、ストレスをコントロールするのに効果的だという。ボストン大学で心理学と脳科学を教えるドナ・ピンカス准教授は「創造力を伴う活動と心身の健康には相関関係があります。自己表現力がある人は、ストレスの発散も上手ですよ」とハフィントンポストに語っている。さらに、編み物と同じように、自分の心の状態を意識する“マインドフルネス”の訓練にもなるらしく、作業に集中することで不安と戦い、幸福感を高めることができるという。「お菓子作りは、材料を計量したり生地を均一に伸ばしたり、単純ですが集中して行わなければならない工程がたくさんあります。香りや味に注意を払い、作っているものと向き合い、目の前の作業に気を配ることで、結果的にストレスが発散できているのです」とピンカス准教授は語っている。
 
気分が落ちているときも作業に集中することで悲しみを忘れ、症状が軽くなっていくそう。ストレス発散法はいろいろあるけれど、手作りならその成果を周囲の人たちにもシェアできて、とてもハッピーな解決法といえるかも。

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original text : Janae Sitzes translation : Rubicon Solutions, Inc cooperation : Yuko Ehara photo : Getty Images

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