お菓子作りで心のケアを! ストレス解消ベイキングって?
料理とはまた違った魅力があるお菓子作り。小麦粉にバター、砂糖、卵……などなど、材料をキッチンに並べただけでなんだか温かい気持ちになるという人も多いはず。これは心理学的にも根拠があって、お菓子作り、とくに“ベイク”には、焼きたてを味わえる以外にもさまざまなメリットがあるらしい。
「マサチューセッツ大学」で心理学と脳科学を教えているスーザン・ウィットボーン教授も、お菓子作りを推奨するひとり。「家族や友人のためにお菓子を焼くことは、ときに言葉よりも有効なコミュニケーションツールになります。自分の気持ちを言葉で表現することが苦手な人は、感謝や共感などを表現するためにベイクという手段が使えます」 言葉でうまく伝えられないときは、愛情の表現のひとつとして使ってみては? 誰かに何かを贈るという行為そのものが、幸せな気持ちをシェアする利他主義の表れで、「人生の意味を見つけ、他人とつながることで、世の中のために良い行いをした気持ちにさせてくれます」とピンカス准教授。
お菓子作り、思ったよりもずっと世の中の役に立つ素敵な行為なのかも。週末はぜひベイクにトライしてみて!
original text : Janae Sitzes translation : Rubicon Solutions, Inc cooperation : Yuko Ehara photo : Getty Images
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※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。