日本のだしのワザも生かしたシンプルなひと皿
温かいたらのスモーク ベーコンドレッシングとえんどうの芽添え
意外なことに、エル・マクファーションお気に入りのこのレシピには、日本の要素を取り入れているのだという。たらの燻製の皮の部分を乾燥させ、それを、まるでかつお節でだしをひくようにアレンジしたのがこの料理、「温かいたらのスモーク ベーコンドレッシングとえんどうの芽添え」。「たらの燻製の皮がかつお節と似たような役割を果たしてくれるんだけれど、スモーキーな味わいになるのがポイントなんだ。思いついたときは名案だ!と思った。僕の料理に取り入れている、数少ない日本流さ」とグラハムシェフ。味わえばスーパーモデル気分になれるかも?
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グラハムシェフってどんな人?レストランにも行ってみたい!
70年代後半から80年代にかけて、「The Dumb Blondes」「Panache」「YA-YA」などのロックバンドのドラマーとして活躍したグラハム・ギャレット(Graham Garrett)。趣味の料理が高じて90年代からは本格的に料理を志すようになり、数々のレストランで働くうちに頭角を現すように。著名なレストランで責任ある立場を務めたのち、2002年に「The West House Restaurant」をオープン。クラシックフレンチをベースにした創作料理の人気は瞬く間にミュージシャン、俳優、王室にまでファンを持つようになり、今やミシュランでも常連の人気店に。The West House Restaurant
住所/ 28 High Street, Biddenden, Kent,
tel. 44.01580 291341 -
グラハムシェフがロックミュージシャンとして活躍していた80年代のボーイズ・グループの珠玉のセレクションを収めたアルバムの第二弾が発売! 「ワム!」「デュラン・デュラン」「アーハ」「カルチャークラブ」など、懐かしさのなかにも今なお刺激的なナンバーを、音楽評論家の今泉圭姫子さんがセレクト。なんとグラハムシェフのバンド「YA-YA」も収録。チェックして!
2016年8月24日発売 全曲曲目解説・歌詞・対訳付 ¥2,000
http://www.sonymusic.co.jp/artist/boys/
Cookinig : Graham Garrett(The West Hose Restaurant) Photo : Adrian Franklin Management in Japan : Reflex Co., Ltd