特集 2017/2/23(木)
世界のフーディーを熱くさせるアジアの注目店はどこ?

「アジアのベストレストラン50」取材速報!

あの「ミシュラン」と双璧をなすレストランコンペティションとしてここ数年めきめきと注目度を高めている「アジアのベストレストラン50」。サンペレグリノとアクアパンナがメインスポンサーを務めるグルメ界の祭典で、おいしさはもちろんのこと、トレンド性や発信力、シェフのスター性や料理のストーリー性までもが評価されるとあって、フーディーからは絶大な支持を集める存在に。バンコクで2月21日に発表された、栄えある「今、アジアで最も熱いレストラン50軒」をリポート!

成田一世シェフ。ニューヨーク、ラスベガス、東京、台北と、世界中で研鑽を積んできた。お菓子の世界が甘いものだけではない、ということを肌感覚で実践する人だ。今後、自らの世界を究めると共に、新たな人材の育成にも努めていっていただきたいものです!

「ベストパティシエ賞」に輝いたのは日本が誇るこのシェフ!
さて、日本勢の中でもう一人、快挙を成し遂げた人がいる。「アジアのベストパティシエ賞」に輝いた成田一世シェフだ。「レストラン エスキス」のシェフ・パティシエであり、「エスキス サンク」も率いる成田シェフ。あのピエール・エルメ氏に師事し、その後はジョエル・ロブション氏のもとで腕を磨き、世界を舞台にガストロノミーのデザートを追求してきた。今回の受賞にはおそらく、日本中のスイーツ愛好家やファインダイニングファンが喝采をあげたはず(授賞式会場では、発表の瞬間に涙するジャーナリストもいたほど!)。そんな成田シェフに今の気持ちを聞くべくインタビューを試みたところ、「そんなことより未来の話を!」と熱く語ってくださった。
「私がピエール・エルメを出てロブションで働き出した時、レストランのデザートといえば“ワゴンで出てくるもの”でした。シェフが心血注いで創った、前菜からメインまでの周到なストーリーを、なぜ最後にゲストの甘いもの好き度とお腹具合で〆るんだろう……と、不思議に思っていたんです。もちろんそんなクラシックスタイルにもいいところはあるんですが! 料理の流れにきちんと沿った甘いひと皿と、最後までストーリーが破たんしない料理を目指してきました。現在の私たちの感覚だと甘すぎるデザートはNGですよね。趣味や嗜好、求められる味は、時代によって移ろいでいくものです。その時のトレンドを見抜くことも大事にしながら、私は“日本でしか、今しか、我々の創作でしか味わえない料理”を目指したい。例えば『レストラン エスキス』では、和食の食材などもふんだんに使いますが、おそらく海外の方にも認めていただける、そんな世界観を常に考えています。……と、こんなにたくさん店でお客様にお話しできるはずもなく、思いがシンプルに伝わる料理をさらに研究していきます。ぜひ、お店に遊びにきてください」

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photos : Yukako Hiramatsu

  • アジアで美食三昧したい!という人に
    2016年に続き、2017年も「Asia's 50 Best Restaurants」の開催地となったタイ・バンコク。3年連続で1位を獲った「Gaggan」や、その前年の1位で今も常連の「Nahm」をはじめ、「アジアの……」の50軒にはバンコクのレストランが多数ランクイン! 今や世界のフーディーが食事をしに訪れるグルメ大国だ。バンコクをはじめ、世界が注目する気鋭のレストランに気軽に行くなら、断然「エアアジア」がおすすめ。バンコクなら、成田・関空の2都市から直行便が出ていて、しかもオンラインで簡単にチケット予約ができ、旅行者の好みに合わせて機内サービスはカスタマイズが可能。着いたらすぐに話題のレストランに行きたいフーディーなら、居心地のいいフライトだけで充分! ぜひチェックしてみて。
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