特集 2017/2/23(木)
世界のフーディーを熱くさせるアジアの注目店はどこ?

「アジアのベストレストラン50」取材速報!

あの「ミシュラン」と双璧をなすレストランコンペティションとしてここ数年めきめきと注目度を高めている「アジアのベストレストラン50」。サンペレグリノとアクアパンナがメインスポンサーを務めるグルメ界の祭典で、おいしさはもちろんのこと、トレンド性や発信力、シェフのスター性や料理のストーリー性までもが評価されるとあって、フーディーからは絶大な支持を集める存在に。バンコクで2月21日に発表された、栄えある「今、アジアで最も熱いレストラン50軒」をリポート!

檀上に並ぶアジアのスターシェフたち。1位は3年連続でタイの「Gaggan」が、2位はシンガポールの人気店「Andre」が受賞。大健闘の日本勢だが、特筆すべきは昨年の「注目のレストラン賞」に選ばれた「フロリレージュ」が初のランクインで14位に輝いたこと。昨年初登場で37位の「傳」は11位に! 新たに設立された「アート オブ ホスピタリティ賞」も受賞するというダブルの快挙。「ゲストを喜ばせるおもてなし」がレストランに期待される新たなポイントだと物語る結果となった。

日本のレストランは、どこがランクイン!? 結果をチェック!
アジアのベストレストラン50(Asia's 50 Best Restaurants)」が発表された。“ベスト・フィフティー”の通称で近年注目度が高まっている料理界の祭典で、「ラテンアメリカのベストレストラン50」と共に有名。総大会とも呼ぶべき「世界のベストレストラン50」は、北欧料理を世界規模のムーブメントにした「noma(コペンハーゲン)」、ペルーをガストロノミー大国だと知らしめた「central(リマ)」などを一躍スターダムにのし上げた存在。「ミシュラン」とは異なる角度から次世代を担うレストランを発掘する、そんな特徴がある。今回、4月にメルボルンで開催される「世界の……」の前哨戦として、アジアの50軒が出揃った。詳細はオフィシャルHP(日本語もあり)に任せるとして、ここでは日本勢の活躍ぶりや期待すべき女性シェフ、話題をさらったパティシエを中心に紹介しよう。
会場となったのはバンコクの人気ホテル「W」。アワード発表前から、各国の有名シェフをはじめ、メディア関係者、プロフェッショナルのフーディーたちによるすさまじい熱気に包まれた。審査発表は50位から順に国名と店名が発表されるシステム。1軒ずつ名が呼ばれるごとに、歓喜、落胆、驚き、興奮…と、会場に異様な雰囲気が漂うのもいつもの風景だ。本年度TOP50に入った日本勢は、「NARISAWA(6位)」、「日本料理 龍吟(7位)」、「(11位)」、「レフェルヴェソンス(12位)」、「フロリレージュ(14位)」、「カンテサンス(18位)」、「鮨 さいとう(26位)」、「HAJIME(34位)」、「TAKAZAWA(50位)」の9軒。他国に比べレストラン数が圧倒的に多く、人気店の予約は取りにくく、しかもハイエンドなレストランは価格も高い……となると、票を投じる審査員数が限られているだけに日本はランクインすることさえ、なかなか難しい立場。このことも考え合わせるとこの結果は素晴らしい!の一言に尽きる。一方、「ほかにもランクインすべき店があるのに~」と悔しい思いをするファンが多いのも事実だ。2年後には東京にオリンピックがやってくるが、毎年開催されるこの「料理界のオリンピック」にももっと注目し、活躍できる“スターな店”を、あなたもぜひ見つけて、応援してみて!

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photos : Yukako Hiramatsu

  • アジアで美食三昧したい!という人に
    2016年に続き、2017年も「Asia's 50 Best Restaurants」の開催地となったタイ・バンコク。3年連続で1位を獲った「Gaggan」や、その前年の1位で今も常連の「Nahm」をはじめ、「アジアの……」の50軒にはバンコクのレストランが多数ランクイン! 今や世界のフーディーが食事をしに訪れるグルメ大国だ。バンコクをはじめ、世界が注目する気鋭のレストランに気軽に行くなら、断然「エアアジア」がおすすめ。バンコクなら、成田・関空の2都市から直行便が出ていて、しかもオンラインで簡単にチケット予約ができ、旅行者の好みに合わせて機内サービスはカスタマイズが可能。着いたらすぐに話題のレストランに行きたいフーディーなら、居心地のいいフライトだけで充分! ぜひチェックしてみて。
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