パリジェンヌ、ホントのところ
2016/09/09(金)
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黒の着こなしに赤いリップが、私にとってのパリシック。

赤リップはOUI!

各回答者のこだわりが入り乱れて、パリジェンヌシックの王道はコレ!と言い切れないあたりに彼女たちのファッションへの愛が垣間見える。ここでただひとつ断言できるのは、赤リップ=パリシックで間違いないってこと!

 ~OUI派の言い分~

 
「ジーンズも白シャツも、質が良いものを着てこそパリシック。ちなみに私は『コンバース』よりも『スタンスミス』派」(アナベル 21歳、ファッションエディター)
 
「気取り過ぎない着こなしに、赤のリップで女らしさを足して引き締めるのが、パリジェンヌのシックなスタイルと言って間違いなし」(デボラ 25歳、編集)
 
「その通り! そしてバゲットを持つのよ。それがフランス!」(タネル 23歳、ファッションデザイナー)
 
「そうね。さらに私流に解釈するなら、レザージャケットに、透ける白シャツ、ハイウエストのブルージーンズ、白の“スタンスミス”のスニーカーに、赤リップと前髪ってところかしら?」(ヴァレンティン 37歳、TV&音楽プロデューサー)
 
「大体そんな感じ。あとはトレンチコートさえプラスすればOK!」(ヴァレンティン 37歳、TV&音楽プロデューサー)
 
パリジェンヌシックというのは、アティチュード。エフォートレスで、ナチュラルで、オリジナルで、少しだけ反抗的で。白シャツにデニムっていうのもパリシックなスタイルのひとつ。そしてリトルブラックドレスもね」(シックスティン 29歳、アートディレクター)

 ~NON派の言い分~

「白シャツ、デニム、スニーカー、っていうのは全然パリジェンヌシックじゃないと思う。パリジェンヌはチープな服と高級な服をうまくコーディネートして、自分なりのスタイルを作り出すの」(ニノン 29歳、マーケティングリサーチャー)
 
「ラフにちょっとだけ出かけるときなら、これでいいと思う。ノーメイクでも赤いリップをするだけで、違って見えるから。でも、夜に出かけるときにこの格好はないわね。そういうTPOをわきまえてコーディネートするのもパリジェンヌの嗜み」(アン 38歳、広告会社)
 
このファッションだけがパリシック、とは言い切れない。パリジェンヌシックっていうのは、努力しつつ、エフォートレスシックに美しく見せること。挑発的だったり、セクシーすぎるのはダメ。そしてブラックにネイビー、ニュートラルカラーを使うことね。シンプルな服を着ても、少しだけセンスのいいアクセントを加えているスタイルのことだと思う」(アンジェラ 25歳、ファッションプロジェクトマネージャー)

Photo : AFLO, GETTY IMAGES Cooperation : MARIE UEDA, MARIE SASAGO, YUSUKE KINAKA, WAKAPEDIA

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