狙え世界的ヒット! 次なる“it”スニーカーは?
A. 「『ロク』でも提案していた『バンズ』の“ハーフキャブ”、“オールドスクール”の流れから、次はもっとメンズっぽい、『ジョーダン ブランド』“ナイキ エア ジョーダン 1”のハイカットスニーカーが気になっています。渋カジ世代ど真ん中なので、当時の資料を眺めていたら、履いてみたい欲がむくむくと湧いてきました。セットアップのフルレングスのパンツからチラ見せさせたり、スニーカーと少しかぶるくらいのクロップト丈パンツに合わせてみたいです」(吉田さん)
A. 「過去のスニーカートレンドを振り返って、まだリバイバルしてないアイテムを掘るのが楽しい! いまいちばん気になるのは、アメリカンドリームを求めたスイス人の兄弟が、カリフォルニアに移住して1966年に立ち上げたブランド『ケースイス』のスニーカー。スキーブーツからヒントを得たトレッキング風のディテールや、上品なオールレザーは清潔感があって、裸足で履いてもきれい。日本オリジナルで'70~'80年代の復刻モデルが作られていて、注目しています。もうひとつ、45周年を迎えた『ナイキ スポーツウェア』の復刻版“コルテッツ”も要注目。レザー素材でこれも上品に履けますね」(谷崎さん)
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吉田恵理子さん
2013年に「ビューティ&ユース」からレーベルがスタートし、2016年にはオンリーショップも2店舗オープンしたブランド「ロク」のディレクター。大好きなヴィンテージをルーツに生まれるアイテムが、ファッション感度の高い人たちを中心に人気を集める。ショップスタッフからディレクターに上り詰めた、「ユナイテッド アローズ」きってのたたき上げ。
http://store.united-arrows.co.jp/shop/roku/
谷崎彩さん
スタイリスト。フランスのインディペンデントマガジン『purple』のスタイリスト兼ファッションエディターとして活躍。現在はモード誌などでスタイリストとして活躍するかたわら、来年20周年を迎える代官山のセレクトショップのオーナーも兼任。時給500円のアルバイト時代に「ユナイテッド アローズ」で“マルジェラ”のシルク転写プリントドレスを3着購入した伝説をもつ、根っからのファッション好き。モードに関する知識は業界随一!