“これを履いておけば正解”そんなスニーカーはありますか?
A. 「『このスニーカーさえ履いていればおしゃれに見える』というのは無いと思うんです。ファッションは、自分が何が好きかを見つける作業。人によって予算も生活も、似合うものも違う。だから、結論は何を履いたって自由! 最低限のルールがあるとすれば、“きれいに履く”ということ。カジュアルなアイテムだからこそ、その一線を引くことで、ずいぶん見え方が違ってくるはず」(谷崎さん)
「とても簡単なので試してほしいのは、スニーカーを買ってすぐ、防水スプレーをかけること。この1ステップで、汚れにくくなるし、お手入れがラクになります。履いたあとは、固めに絞った雑巾で拭いてあげるとなお良し。手間はかかりますが、ときにはクリーナーを使ってあげると、びっくりするほど効果がありますよ」(谷崎さん)
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吉田恵理子さん
2013年に「ビューティ&ユース」からレーベルがスタートし、2016年にはオンリーショップも2店舗オープンしたブランド「ロク」のディレクター。大好きなヴィンテージをルーツに生まれるアイテムが、ファッション感度の高い人たちを中心に人気を集める。ショップスタッフからディレクターに上り詰めた、「ユナイテッド アローズ」きってのたたき上げ。
http://store.united-arrows.co.jp/shop/roku/
谷崎彩さん
スタイリスト。フランスのインディペンデントマガジン『purple』のスタイリスト兼ファッションエディターとして活躍。現在はモード誌などでスタイリストとして活躍するかたわら、来年20周年を迎える代官山のセレクトショップのオーナーも兼任。時給500円のアルバイト時代に「ユナイテッド アローズ」で“マルジェラ”のシルク転写プリントドレスを3着購入した伝説をもつ、根っからのファッション好き。モードに関する知識は業界随一!