【2009年】NY州知事の愛人、堂々のご来場事件
事件の詳細
「イーゲル・アズール」のフロントロウに堂々と現れたのは、NY州知事エリオット・スピッツァー(「顧客No.9」)のお相手として世間を騒がせていたコールガールのアシュリー・デュプレ。彼女の出現にざわめく会場。このショーのPRを担当した、業界最大手ピープルズ・レボリューションの創立者ケリー・カットローンは「財政難に陥っていたイーゲル・アズールを助けるための戦略だった」とコメント。一方で、ショーの後、ブランド側はプレスリリースを発行し「2009年の秋冬ショーをもって、ピープルズ・レボリューションとの契約を打ち切る。彼らは間違った判断を下した」と反論した。
そしてその後……
解雇されたケリー・カットローンはうまく生き延びている。イーゲル・アズールも順調で、アシュリー・デュプレに至ってはポップシンガーとしてのデビューアルバム制作に専念しているという。
Translation & Text:Yo Douglas Photo: Getty Images、AFLO