「優しい人に会いたくて」
「優しい人に会いたくて」/『ボーイズ・ドント・クライ』
ヒラリー・スワンクが1999年アカデミー賞主演女優賞を受賞。性同一性障害がテーマの衝撃の実話をもとにした悲しくも純粋なラブストーリー。体は女として生まれてきたけれど、中身は男だとしたら? ブランドン(ヒラリー・スワンク)は、小柄ながらもその見た目の美しさと性格の優しさで、町の女性の誰もが憧れる青年だった。しかし、彼は誰にも言えない性同一性障害という秘密を持って生きていた。ある日、ラナ(クロエ・セヴィニー)と恋に落ちるが、その恋は悲劇の始まりで……。何をもって男女を分けるのか? 性的アイデンティティのあり方について深く考えさせられる1本。
女子的シネマ名言は「優しい人に会いたくて」。ラナがブランドンの家を突然訪れたときのセリフ。あなたのことが気になっているというのをさりげなく相手に伝えられる、使える一言。
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『ボーイズ・ドント・クライ』(Boys Don't Cry)
1999年
DVD ¥1,490 発売中
監督/キンバリー・ピアース
出演/ヒラリー・スワンク、クロエ・セヴィニー 、ピーター・サースガード
発売・販売元/20世紀フォックス ホームエンターテイメント ジャパン
問い合わせ先/20世紀フォックス ホームエンターテイメント ジャパン
http://www.foxjapan.com/dvd-video/
text : Rie Shintani