インタビュー
2016/09/09(金)

世界の女の子をハッピーに!  森星さん、“エンジェル”としてカンボジアを訪問

国際NGO「プラン・インターナショナル」の日本における"Because I am a Girl”キャンペーンのエンジェルとして、カンボジアを視察したモデルの森星さん。将来の夢は「みんなを笑顔にするパワースポットみたいな存在になること」という森さんが、途上国の女の子と触れて学んだことや感じたこと、多くの人をハッピーにする働き方のコツなどを話してくれた。

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言葉は通じなくても、笑顔で心は通じ合う

「13歳で結婚。14歳で出産。恋は、まだ知らない」。この衝撃的なキャッチフレーズを、目にしたことがある人は多いのではないだろうか。主に途上国の女の子支援を行うNGOプラン・インターナショナル(※以下プラン)によるもので、早すぎる結婚や出産に警鐘を鳴らしたものだ。
 
モデルやタレントとして活躍する森星さんは、このプランの活動に賛同し、昨年から「Because I am a Girlエンジェル」に就任。エンジェル(もともとはメッセンジャーの意味をもつ)として、イベントやソーシャルメディアを通して途上国の女の子の現状を伝えるとともに、支援の現場にも足を運んでいる。
 
今回は、カンボジアのシェムリアップへ視察に訪れたばかりの森星さんにインタビュー。女の子の未来が明るくなる様子を目の当たりにし、森さん自身も励まされたり自分が目指す女性像が見つかったりと、充実したときになったようだ。
 
―カンボジアの小学校の子どもたちと一緒にシャボン玉で遊んで、大変盛り上がったそうですね。
そうなんです! 2年前にベトナム・ハザン省の山岳地帯へプランが支援している子どもたちを訪ねたとき、家からシャボン玉をもって行ったらすごく喜んでくれて。だから今回も持参しました。ベトナムの子どもたちもカンボジアの子どもたちもシャボン玉を目にしたのは初めてで、「シャボン玉液を吹く」ということを私の目の前で学んでくれました。子どもたちがひとつ新しいことを覚えた瞬間に立ち会えたのに、大感激しました。
 
あと、たとえ言葉は通じなくても、一緒に遊んで笑顔になれば心は通じ合う……笑顔は世界共通語だということを実感しました。モデルとして、ずっと笑顔を通して周りをハッピーにすることを大切にしてきたけれど、やっぱり笑顔の力って最強だな、って思いましたね!
 
―小学校の後は、15~24歳の女の子が集まる職業訓練学校というところへ行ったそうですね。どのようなところなのでしょうか?
子どもたちが自分でお金を稼いで自立できるように、技術指導を行う学校です。私は縫製コースと調理コースに行き、女の子たちが困難な環境を乗り越えようと一生懸命、職業訓練に取り組んでいる様子に感動しましたし、訓練を通して女の子たちの将来を広げられるのがいいと思いました。私も小さい頃に「お花屋さんになりたいな、やっぱり魔女になろうかな」とか妄想を膨らませていましたが(笑)、子どもの頃の大きな楽しみのひとつは将来を夢見ること。だから、子どもの選択肢を増やせる職業訓練学校って素晴らしいと思います。

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photo : Kiichi Fukuda(P1), Kimlong Meng/Plan International(P2,P3)  text : Kyoko Takahashi

  • 国際ガールズ・デー イベント開催!
     
    毎年10月11日は国連が定める「国際ガールズ・デー」。国際NGOプラン・インターナショナルは2016年10月9日(日)、東京・代官山にてガールズデー・イベント「Go, Learn, Change! 未来を変えるガールズ・パワー ~ルワンダの女の子たちを迎えて~」を開催。森星さんも参加します!

    詳細はhttps://www.plan-international.jp/girl/idg2016/をチェック。

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