インタビュー
2016/09/09(金)

世界の女の子をハッピーに!  森星さん、“エンジェル”としてカンボジアを訪問

国際NGO「プラン・インターナショナル」の日本における"Because I am a Girl”キャンペーンのエンジェルとして、カンボジアを視察したモデルの森星さん。将来の夢は「みんなを笑顔にするパワースポットみたいな存在になること」という森さんが、途上国の女の子と触れて学んだことや感じたこと、多くの人をハッピーにする働き方のコツなどを話してくれた。

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アンコール・トム郡にある小学校(写真上)、シェムリアップの職業訓練学校(写真下)を訪問した森さん。

今ある選択肢に感謝することの大切さ

―職業訓練学校の卒業生がインターンとして働く、リゾートホテルの調理場などにも行ったそうですね。
上司に見守られながら卒業生がいきいきと活躍していて、職業訓練プロジェクトの意義や女の子の社会進出の大切さを思い知りました。そして、カンボジアで出会った女の子たちは生きるうえでのゴールや目指す未来が明確で、それに向かって真っすぐな姿に刺激を受けました。私は最近、将来はどうしようって悩むことも多いので。
 
―悩んだときはどうやって解決していくのですか?
家族や仕事のスタッフに相談するなど、内にこもるのではなく外と触れて、だんだんゴールが見えることが多いですね。今回のカンボジア訪問も、私にとってはものすごくいい刺激になりました。
 
―具体的には、どんなインスピレーションを受けましたか?
今ある自分の状況や自分がもっている選択肢に感謝することの大切さを、再認識しました。母からよく「小さい幸せにフォーカスできない人はいつまでも不幸なままだ」って教わったのですが、それを思い出しました。東京に比べたらカンボジアの女の子たちの不足しているものも多いし、不便なこともある。それでも自分たちがもっているものや可能性のなかで、きちんと将来の夢をみつけて前を向いている。物資にも恵まれ交通等もすごく便利な東京で暮らしている私がワガママや文句をいってはいけない!と。
 
―カンボジアの女の子はおとなしいイメージがありますが、実際はどうでしたか?
自分の言葉で「将来はこうなりたい」と自信をもって口に出す芯の強さがある一方で、恥ずかしがり屋だったりおとなしかったりして、そのギャップがすごくキュートなんです。実は最近、キャリアウーマンもいいし、家庭にフォーカスした女性もいいし、仕事をもちながら家庭を大切にするのもいいし……って将来どういう女性になろうか迷うことがよくありました。そんななか、カンボジアの女の子たちを見て、私も強さのなかに可愛らしさがあるような人になりたいって、自分が目指す女性像がまた一歩クリアになったような気がしました。

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photo : Kiichi Fukuda(P1), Kimlong Meng/Plan International(P2,P3)  text : Kyoko Takahashi

  • 国際ガールズ・デー イベント開催!
     
    毎年10月11日は国連が定める「国際ガールズ・デー」。国際NGOプラン・インターナショナルは2016年10月9日(日)、東京・代官山にてガールズデー・イベント「Go, Learn, Change! 未来を変えるガールズ・パワー ~ルワンダの女の子たちを迎えて~」を開催。森星さんも参加します!

    詳細はhttps://www.plan-international.jp/girl/idg2016/をチェック。

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