ヴィクトリアズ・シークレットのショー、20年の裏歴史を大公開
今年も大盛況に終わった、ヴィクトリアズ・シークレットのファッションショー。今ではすっかり世界中から注目される一大イベントになっているが、その歴史は20年まえに遡る。1995年に始まり、2004年に放送されなかった理由から、アリアナ・グランデ殴打事件の真相まで、今こそ振り返る知られざるヴィクシーショーの裏エピソードを大公開。
2014年 アールズ・コート、ロンドン
この年のショーはロンドンで開催。ゲストミュージシャンとしてエド・シーラン、アリアナ・グランデ、ホージア、そして2度目の出演となるテイラー・スウィフトが登場。エルサ・ホスクの背負っていた翼がアリアナ・グランデを危うくノックアウトしそうになるというハプニングが発生、ネットにはこのシーンを加工したオモシロ画像が飛び交った。「ネットの写真を見ると、まるで私が翼でアリアナの顔をひっぱたいて、アリアナが怯えているように見えるけれど、実際にはぶつかっていないのよ。本当にぶつかっているとみんなが思ったせいであんなに注目を集めちゃったんだと思うわ」とエルサ。「ショーの後、バックステージで、アリアナが私のところに来て『あなたの翼がぶつかりそうになったの!』って言ったの。そう言われるまで気がつかなかったから、写真の中の私はあんなに笑顔なの」。
2015年 レキシントンアベニュー・アーモリー、ニューヨーク
アンゴラ出身のモデル、マリア・ボルゴがヴィクシーのランウェイにデビュー、初のアフリカ系モデルとして注目を集めた。「髪がショートでアフロなのに、エージェントに2015年のヴィクシーのショーに出たいってエージェントに話したの。素晴らしいことだと思うわ。私がヴィクシーのショーに出演することで、女性たちが自分の持って生まれた美しさを受け入れることになれば、それはとても意味があるし、影響力のあることだと思うわ」。
2016年 グランパレ、パリ
2016年のゲストミュージシャンはレディー・ガガ、ブルーノ・マーズ、ザ・ウィークエンド。CBSで放送されるのは12月5日の予定。またファンタジーブラを着用するモデル、ジャスミン・トゥークスの画像を未修正で初めて公開したことも話題に!
Translation & Text: Yoko Nagasaka Photo: GettyImages