エリザベス女王は父の戴冠式でメモを取っていた
1937年にジョージ6世の戴冠式が行われた際、当時11歳だったエリザベス女王は父から体験したことや感じたことをノートに書き留めるよう言われていたという。その時のノートには次のように書かれていた。「全てにおいて、とても素晴らしい戴冠式だった。ウェストミンスター寺院も同じ気持ちだったと思うわ」「父が王冠を戴いた瞬間、寺院のアーチ型の天井や梁が不思議な霧に包まれた。少なくとも私にはそう見えたわ」
ブルースさんに「ご自身の戴冠式より、ジョージ6世の戴冠式の方をよく覚えていますか?」と聞かれると女王は「(ジョージ6世の戴冠式の方が)はるかによく覚えています。ただ座っていただけで、何もしていませんでしたからね」と回答。その時のことを今でも鮮明に覚えている様子。
Courtesy of BBC, Royal Collection Trust Photos: Getty Images Translation: Reiko Kuwabara From Harper’s BAZAAR UK