2つの王冠が用いられた
番組では、エリザベス女王の戴冠式に用いられた聖エドワード王冠も紹介。この王冠は1661年、チャールズ2世のために作られたもので、貴重な宝石が全体に施されている。王室の金細工師、ロバート・ヴァイナーが制作し、重さはなんと2.3キロ。1953年の戴冠式以来、65年間にわたりロンドン塔にて大切に保管されているのだそう。
戴冠式の最後、聖エドワード王冠は大英帝国王冠と交換された。こちらの王冠は、2,800個のダイヤモンドやサファイア、エメラルド、パールなどの宝石でデコレーション。国会開会式に出席される際にも使用されるのだとか。
Courtesy of BBC, Royal Collection Trust Photos: Getty Images Translation: Reiko Kuwabara From Harper’s BAZAAR UK