アイルランド・コーク
短期にぴったりのこぢんまりとした街でビジネス英会話を習得
学び ★★★☆☆
自然 ★★★★☆
カルチャー体験 ★★★★☆
予算 約¥90,000~¥140,000/1週間(授業料+滞在費のみ/フライト含まず/季節や為替による変動あり)
アイルランドといえば、首都ダブリンを連想する人も多いなか、2010年にガイドブック『Lonely Planet』が発表する「世界の観光都市トップ10」にもランク入りするほど人気が高い街コークは、意外と日本人に知られてない穴場留学スポット。
ダブリン空港から高速バスで3時間前後で着くコークは、美しい教会や歴史的な建物などの文化的な見どころだけではなく、アイリッシュパブやギフトショップも充実。大都市よりもこぢんまりとした規模の街なので、ゆったりと落ち着いた環境で英語を学びたい人にはぴったり。
語学学校にはスペインやフランス、ドイツなどのヨーロッパからの留学生が多く、日本人の割合は少なめ。英語力が中級以上なら、オフィスシーンで使用する英語が徹底的に学べる上、ヨーロッパの企業で働く学友と交流ができるビジネス英会話コースがおすすめ。同じ目標を通じて、ワールドワイドな人脈作りにつながることも多いのだとか。
また、アイルランドというと訛りが強そうというイメージもあるけれど、コークでは米国アニメやドラマが人気のため、若者はアメリカ英語を話すことも多く、語学学校以外の日常会話でも発音や言い回しで全くわからないといった言葉の壁は少なくなってきたそう。
留学のエキスパートがリコメンド
アイルランド人はケルト民族をルーツとし、明るくておしゃべり好きな人が多いのが特徴。現地の人との交流を留学の醍醐味にしている方にはぴったり。パブに集まって歌やアイリッシュ・ミュージックやダンスを楽しむ留学生も。またアイルランドは古城が多く、週末は学校のエクスカーション(遠足)を利用して旅行に出るのもおすすめ。(町清香さん/地球の歩き方T&E)
コーク留学では、歴史的建造物やケルト音楽など、日常のなかで芸術に触れながら英語の勉強をするのがおすすめ。7世紀に建てられ、街の起源とも言われている聖フィンバー大聖堂やアイルランド近代絵画作家の作品が楽しめるクロフォード市立美術館など、文化的な見どころも盛りだくさん。またカフェ文化も有名で、全体的にイギリスよりも物価が安いのも嬉しいポイント。(祭主絢子さん/留学ジャーナル)
Text: Tomoko Hachiya Photo: Getty Images
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Adviser
「女子Ryu」
編集長 若松千枝加さん
http://www.joshiryu.com
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「地球の歩き方T&E」
留学マーケティング・事業開発室 町清香さん
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大手総合商社、伊藤忠グループとダイヤモンド・ビック社を母体とする留学エージェント。毎年もっとも優秀な留学エージェントを決定する「ST Star Awards」において日本最多4回を受賞。 -
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日本最大級の留学情報サイト「School With(スクールウィズ)」を運営。フィリピン留学はもちろん、欧米エリア含めて2千百校の学校情報と数千人の留学経験者の口コミを掲載。見積り比較や申込みもオンラインで簡単。 -
「留学ジャーナル」
留学カウンセラー 祭主絢子さん
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46年の実績で、これまで19万人以上の留学生を送り出してきた「留学ジャーナル」。留学情報誌『留学ジャーナル』の発行を始め、海外約6千校の教育機関とのつながりを活かし、希望に合う留学先を提案。