'60年代エレガンスの永遠のバイブル
『昼顔』('67)
ハンサムな医師と結婚し、何不自由のない暮しを送っているにもかかわらず、“昼顔”の名で娼婦として働き始めるセヴリーヌ。彼女の姿を通じて、背徳と快楽の深淵を描いたスペイン出身の鬼才ルイス・ブニュエルの傑作。作品と同様に高く評価されたのは、当時24歳だったカトリーヌ・ドヌーヴの洗練されたファッション。イヴ・サンローランの赤のコート、白襟の紺のワンピースやロジェ ヴィヴィエのバックル付きシューズなど'60年代のエレガンスの真骨頂ともいえる装いは、今でもクリエーターたちをインスパイアし続けている。
Text: ATSUKO TATSUTA Photo: AFLO,GETTYIMAGES
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