特集 2016/12/5(月)

クラーナハのエロティシズムを現代アートで表現すると?

国立西洋美術館で開催中の「クラーナハ 五〇〇年後の誘惑」展。16世紀に今のドイツで活躍した画家の絵には独特のエロティシズムが香る。今回の展示ではピカソや森村泰昌ら、近現代アーティストの作品が一緒に並んでいるのも注目ポイント。彼らが受け継いだクラーナハのエロスとは? 国立西洋美術館の学芸員、新藤淳さんに聞きました。

「クラーナハをいろいろな形で“コピー”している20世紀のアーティストは意外にたくさんいます。クラーナハがそれだけ革新的だったことの証拠です」と新藤さんは言う。

Text:NAOKO AONO

  • クラーナハ展―500年後の誘惑
    ~'17年1月15日 国立西洋美術館
    1月28日~4月16日 国立国際美術館(大阪)
    http://www.tbs.co.jp/vienna2016/

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