海外セレブゴシップ 2018/6/8(金)

ミラ・クニス、女性監督との仕事は「とても快適」

力のあるポジションに女性を増やそうという動きが高まるハリウッド。ミラ・クニスが女性監督と仕事をする快適さについて語っている。

ミラ・クニス(Mila Kunis) photo : AFLO

雑誌『バラエティ』が主催した「Path to Parity(平等への道)」サミットに参加したミラ・クニス。自分が仕事をしてきた20年間、ハリウッドが女性のために変わった部分はほとんどないと指摘している。今は脚本家を始め業界で働く若い女性たちをサポートすることに力を注いでいるというミラ。そのためにしていることは「彼女たちを雇うこと」。ハリウッドの女性たちを刺激するために、これまでのハリウッドでは「失敗するから」と敬遠されてきた作品もリスクを恐れず作るようにしているとも。

ミラ・クニス(Mila Kunis) photo : AFLO

その作品の1つが、キャストがほぼすべて女性の映画『バッドママ』。ハリウッドでは女性がメインのストーリーは受けないと製作会社から敬遠されがち。でもミラはこの映画を作ろうと決意! 「私は当時妊娠していて、赤ちゃんもいた。だから自分で出演しようとは考えていなかった。他の人に出演してもらおうと思っていたの」。でもミラが説得しようとした女優の中にはリスクを恐れて出演を辞退する人も。だから「自分で出ることにした。ただ純粋にこの映画は作られるべきだと思ったから」。たくさんの人に「本気で出演するの?」と聞かれたという。でも蓋を開けてみると大ヒット! 続編の『バッドママのクリスマス』も作られた。ハリウッドではこの成功に驚く人もいたけれど、ミラはびっくりしなかったという。「いい映画だし、面白かったから」ヒットしたのは当然、とミラ。

『バッドママ』 クリステン・ベル(Kristen Bell)、ミラ・クニス(Mila Kunis)、キャスリン・ハーン(Kathryn Hahn) photo : AFLO

最新作のコメディ映画『The Spy Who Dumped Me(原題)』では女性監督との仕事も体験。現場が男性監督のときよりも快適だったと語っている。「明らかに違ったわ。誰も怒鳴りあったりしないの。激怒する人も喚く人もいない。7時になったらみんな家に帰る。子どもと夕食を一緒に過ごせたわ。とても素敵よね」。

女性を起用したり、女性を描いた作品を作ったりすることでハリウッドを変えていこうという女優たちが増えつつある。これからどんな変化が見られるのか楽しみにしたい。

MORE TOPICS

SHARE THIS ARTICLES

前の記事へ海外セレブゴシップ一覧へ次の記事へ

CONNECT WITH ELLE

エル・メール(無料)

メールアドレスを入力してください

ご登録ありがとうございました。

ELLE CLUB

ようこそゲストさん

ELLE CLUB

ようこそゲストさん
ログアウト