批判も売上不振も気にしない!? イヴァンカ・トランプ、新ショップをオープン
ドナルド・トランプ大統領の右腕として政権で影響力を発揮しているイヴァンカ・トランプ。実業界でのキャリアを諦めるつもりはないもよう。
ファッションブランド「イヴァンカ・トランプ」を経営、政権メンバーになる前は実業界で活躍していたイヴァンカ・トランプ。政権内部で働くようになって経営からは退いているものの、政治家としてのイヴァンカの名前がブランドの知名度に影響を与えているのは確実。だから「政治的な立場を利用している」という倫理的な問題もたびたび指摘されている。
トランプ大統領は経営から退けば問題ないと思っているみたいだけれど、大手デパートのノードストロームが「イヴァンカ・ブランド」の取り扱いをやめたときにはTwitterで猛抗議! 「イヴァンカがひどい扱いを受けている」と怒りの声を投稿していた。トランプ政権が政治とビジネスを切り離せていないのは明らか!
ノードストロームは取り扱いをやめ、トランプ政権に対する批判から不買運動も起きていると言われているけれどブランド「イヴァンカ・トランプ」は気にしないもよう。なんとニューヨークのトランプタワーに新店舗を出店することが明らかに! オープンは今年秋だと発表されている。
ちなみにトランプ大統領の政治方針は「アメリカ製品を買い、アメリカ人を雇う」だけれど「イヴァンカ・トランプ」は中国製。現地の安い労働力を搾取、週60時間で62ドルの賃金しか払っていないと新聞「ワシントンポスト」が暴露、問題になっている。ロシアとの共謀疑惑も根強く残っているけれど、ビジネスと政治の癒着やブラック企業疑惑も大問題! ビジネス界におけるトランプ一家の動きにも引き続き注目したい。
text : Yoko Nagasaka