リース・ウィザースプーンやジェシカ・チャステイン、同一賃金の日に問題提起!
4月10日は「同一賃金の日」。同じ労働に対しては性別や人種を問わず同じ賃金が支払われることを目指し、行動を起こそうと女性セレブたちがSNSで訴えている。
これまで男女格差の問題について発言してきたリース・ウィザースプーンはインスタグラムに賃金の男女格差、人種格差をわかりやすく示したイラストをアップ。
それによると男性の賃金を1ドルとした場合、同じ労働をした女性に払われる賃金は0.8ドル。アジア系アメリカ人女性なら0.87ドル、白人女性の場合は0.79ドル、アフリカ系アメリカ人女性なら0.63ドル。ネイティブアメリカンの女性なら0.57ドル、ラテンの女性なら0.54ドルしかもらえないことが示されている。
リースは「同一賃金をアメリカの女性の現実にする時期よ。あなたの地域の議員に連絡をして賃金公正法を支持するように促して。これは様々な仕事で賃金の不平等が起きないよう、法的な保護が行われるようにするための法律よ」とコメント、「みんなで話し合いましょう」と提案している。
courtesy of Reese Witherspoon via Instagram
またジェシカ・チャステインもツイートで訴えている。彼女は共演したオクタヴィア・スペンサーが自分と同一のギャラをもらえるように交渉したことで注目を集めたばかり。「ユニバーサル・ピクチャーズのドナ・ラングレー会長とエリック・バイアー上級副社長がオクタヴィア・スペンサーと私が同じギャラをもらう大切さを理解してくれたことを評価したい。2人はすべての会社が同一賃金同一労働を認めるように刺激を与えてくれた」とツイートしている。
On this #EqualPayDay I would like to recognize @UniversalPics #DonnaLangley & #ErikBaiers for understanding the importance of equal pay for @octaviaspencer & I ❤ They inspire all companies to acknowledge that equal work = equal pay ❤ pic.twitter.com/KRJvVKFfKc
— Jessica Chastain (@jes_chastain) 2018年4月11日
男女の賃金格差はハリウッドだけ、アメリカだけの問題ではないはず。リースの提案のように改めて考え、話し合ってみたい。
text: Yoko Nagasaka