メーガン・マークルのウエディングドレスデザイナー候補のブルース・オールドフィールド、ヴィクトリア・ベッカムらを批判
来年5月にヘンリー王子と結婚するメーガン・マークル。彼女のウエディングドレスをデザインするのでは? と噂されているデザイナーのブルース・オールドフィールドがイギリスを代表する女性デザイナーたちを批判している。
これまで故ダイアナ元妃やカミラ夫人のためにドレスをデザインしてきたブルース・オールドフィールド。80年代にダイアナ元妃が着用、今も歴史に残るこの赤いドレスもオールドフィールドのもの。
メーガン・マークルのウエディングドレスのデザイナーとしても候補に挙がっているのでは? と噂されている。
今週オールドフィールドは新聞「デイリーメール」のインタビューにコメント。ウエディングドレスについては語らなかったようだけれど、その代わりにイギリスを代表するデザイナー、ヴィクトリア・ベッカムとステラ・マッカートニーを痛烈に批判している。「2人の女性について考えてみよう。彼女たちのバックグラウンド、彼女たちが会社を立ち上げるときに直面した困難について見てみよう」「イギリス出身の成功しているデザイナーについて語ることになると、みんなが彼女たちの名前を挙げるのは実に恥ずかしいことだ」。
さらに「ポール・スミスやアレキサンダー・マックイーンがいる。ポップスターの娘やサッカー選手の奥さんより、タクシー運転手の息子だ。自分で一生懸命努力したときに、成功は大きな意味を持つんだ」。つまり2人の成功は努力の結果ではないということ! ステラは父ポール・マッカートニー、ヴィクトリアは夫デヴィッド・ベッカムのおかげ、タクシー運転手の息子のマックイーンは自分で頑張った、というのが彼の意見。
ステラが10代の頃からファッション界でキャリアを積み、ヴィクトリアが「元アイドルのお遊び」と批判を受けながらブランドを今の姿に育て上げたのは有名な話。コネで成功した、というオールドフィールドの批判には多方面から異論が上がりそう。なによりも、これまで女性の権利や社会進出のためのチャリティ活動に取り組んできたメーガンがどう思うのかが気になるところ。オールドフィールドはウエディングドレスをめぐって、ライバル候補になりそうなイギリス出身のデザイナーに対する批判を煽ろうとしたのかもしれないけれど……逆効果になりそうな予感。
text: Yoko Nagasaka