海外セレブゴシップ 2017/12/7(木)

メトロポリタン歌劇場の名誉音楽監督にセクハラ疑惑が浮上!

映画界、演劇界やドラマ界、最近ではファッションフォトグラファーやニュース番組のホストの性的暴行が次々と暴かれ、セクハラ行為の蔓延ぶりが明らかになっているアメリカ。なんとニューヨークセレブリティたちが愛するメトロポリタン歌劇場でもセクハラ疑惑が浮上!

ジェームズ・レヴァイン(James Levine) photo : Getty Images

ニューヨークのメトロポリタン歌劇場(MET)は今月初めに名誉音楽監督を務めるジェームズ・レヴァインとの関係を一時的に停止することを発表。現在複数のセクハラ疑惑の調査を行っているという。

新聞「ニューヨークタイムズ」によると、レヴァインのセクハラ行為は1960年代にまでさかのぼる。1968年、当時25歳だったレヴァインは音楽学校の生徒を対象とした合宿訓練に指導者として参加。当時17歳だった男子学生の前でレヴァインは自慰行為に及び、彼にも同じことをするように求めたという。複数の男性が同様の告発をしている。

この告発に対してレヴァインのスポークスパーソンはコメントしていない。レヴァインは2016年にMETの音楽監督を健康上の問題を理由にすでに退任。でも名誉音楽監督として今年の大晦日からプッチーニのオペラ「トスカ」を指揮する予定だったけれど、出演は中止。すでに代役が決定している。 この「トスカ」は1971年にレヴァインがMETで初めて指揮をした、記念すべき作品だという。

レヴァインはこれまで2500回以上の公演で指揮をしてきた大御所。これまでも彼がセクハラ行為をしているのでは? という噂は密かに囁かれてきたけれど、明るみに出ることはなかった。今回のハリウッドを発端とするセクハラの告発が影響を与えたのは間違いない。クラシック界やオペラ界にも波及したこの動きが、今後どのような展開を見せるのか注目したい。

text: Yoko Nagasaka

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