2016/1/19(火)
エマ・ワトソン、アラン・リックマンの死をフェミニズムに利用したとして非難される
先週報じられた俳優アラン・リックマンの逝去のニュース。エマ・ワトソンの追悼ツイートが批判の的になっているそう。その理由は?
問題となっているエマ・ワトソンのツイートとは、生前のアラン・リックマンのコメントを引用したもの。リックマンがフェミニズムについて語った「男性がフェミニストになることに何も悪い点はない。お互いにとってアドバンテージになるものだと思う」という言葉。国連の親善大使としてフェミニズムを推進しているエマはこれをリックマンの写真とともにツイートしたそう。
するとネット上では批判の声が浮上! 「自分の友達の死を自分の扱っている問題を押し付けるのに使うのか」という意見から「気持ちが悪い」「劣悪だ」という中傷の声まで書き込まれたそう。
とはいえこれは言いがかりのムードが濃厚。エマはリックマンの他の言葉もツイートしている。その中には「演技はあなたの痛いところにも触れる。あなたはそれをどうすることもできない」「私は2つの方向に向かって泳いでいきたい。成功を欲望することと、失敗を追い求めること」という演技派俳優らしいコメントも。
フェミニズムが盛り上がっているとはいえ、こんな形でアンチの声が出てくるとは! まだまだ道は険しい。
text : Yoko Nagasaka