ハル・ベリーが行った超絶ドッキリに監督ビックリ!
映画『Movie 43(原題)』撮影中に、監督ピーター・ファレリーから、ドッキリ話を聞かされたハル・ベリーが取った行動とは?
話題の新作映画『Movie 43(原題)』撮影中に監督ピーター・ファレリーが何気なく「『どんなことでも聞いて』っていうコーナーが今日の『Reddit(オンライン記事のまとめサイト)』でやってたんだよね……『このセットの中で僕をいちばん驚かせてくれ』って俳優たちにいったらどうなるかな」と呟いた結果……ハル・ベリーが驚くべき行動に出て監督が大いにこの発言を後悔することに。
「ハル・ベリーにいわなきゃいけない理由があったんだ」と語る監督。実はこの映画『Movie 43(原題)』、ほかにもヒュー・ジャックマン、エマ・ストーン、デニス・クエイド、ケイト・ウィンスレットなどなど華麗なスターキャストのアンサンブル映画で、しかもきわどいシーンが多数。
「ハル・ベリーに会うときは緊張したよ。彼女が演じる予定のシーンは、けしからぬにもほどがあるっていうくらいきわどいから、彼女がセットで動かなくなっちゃうんじゃないかと思ってたんだよ。ところがハルはそのシーンを立派にやってのけたどころか、彼女はそのシーンがソフト過ぎるって考えたみたいで、僕たちにもうちょっと表現を強調できないかって聞いてきたんだ」
「それで脚本にないいくつかのことを彼女にやらせなけりゃいけなかったんだけど、僕たちはそりゃもう正気を失ってたよ。例をあげると、ハル・ベリーとスティーヴン・マーチャント演じるカップルが最初のデートで“真実か挑戦かゲーム(=王様ゲームのような無茶ぶり風の遊び)”をするっていうシーン。そのほかの例であげると彼女が裸の胸をボウルいっぱいのワカモレ・ディップに突っ込むってことまでしたんだよ。一緒に働いてこれだけ楽しい思いができるのはハルしかいないね」
ちなみにハル・ベリーの広報担当者にゴシップサイト「TMZ」が確認したところ、ハルが突っ込んだのは彼女の本当の胸ではなく、撮影用の偽の胸だった様子。
でも、それより何よりハルの男気溢れる女優魂に惚れてしまいそう。
text : Ryoko Tsukada