グラミー賞反省会:クリス・ブラウン、アデルに嫌われる
現地時間2月11日に行われたグラミー賞授賞式で、復縁したリアーナとラブラブのところをキャッチされたクリス・ブラウン。クリスのとんでもなく敬意を欠いた行動に、アデルが激怒したもよう。
グラミー賞授賞式の最中、ハグか握手をしようと立ち上がって近づいて来たクリス・ブラウンに、アデルがものすごい勢いで何かを怒鳴っている写真がキャッチされた。
原因はどうも、その直前に行われた「チャンネル・オレンジ」で、最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム賞を受賞したフランク・オーシャンに、全員がスタンディング・オベーションをしている間中、ひとりだけ座り続けていたクリスにアデルは腹が立ったらしい。確かに、アデルはクリス・ブラウンの列を開けて隣の席で、フランク・オーシャンにスタンディングオベーションを送りながら、ひとりだけ座るクリス・ブラウンをガン見している写真もキャッチされている。
しかも先ごろ、クリス・ブラウンは「車のパーキング」を巡ってフランク・オーシャンと殴り合いのケンカをしたばかり。だからといって、こういった敬意を欠いた振る舞いをするのは誰が見ても何とも大人げないし、ゲイであることをカミングアウトしたフランク・オーシャンへの差別と見えないこともない。
しかしその後、“お叱り”が効いたのかアデルとクリス・ブラウンが仲良く笑顔でツーショットに応じる姿も見られた。アデル、大人です。まだ24歳なのに……。
ただ、こういった情けない彼氏をもつのは大変なことのようで、リアーナとクリス・ブラウンはアフター・パーティーを早々に退散する羽目に。どうもアデルのご機嫌はその晩中直らなかったもよう。
叱ってくれる人がいるだけありがたいと思おうか、クリス……。
text : Ryoko Tsukada