2012/2/22(水)
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ジュリエット・ビノシュ/1997年『イングリッシュ・ペイシェント』
受賞スピーチで謙遜するのはいいことだが、やりすぎると嫌味になると世界中に知らしめたのがジュリエット・ビノシュの感謝スピーチ。助演女優賞にノ ミネートされていたものの、下馬評では『マンハッタン・ラプソディ』のローレン・バコールが圧倒的だったため、ビノシュ本人も受賞できるとは思ってなかっ た様子。
名前が呼ばれて、本当に驚いた顔で登壇している。受賞スピーチを考えてなかったのも明らかで「ローレンが受賞すると思っていた の。彼女こそこそ賞にふさわしいわ」と本音をぽろり。と、その瞬間に苦い表情のローレンをカメラがとらえてしまい、会場に一瞬ヒンヤリとした空気が流れて しまった。
フランス人なので英語が苦手という言い訳もできるが、ネイティブ並みに流暢に英語を駆使するビノシュの場合は……。次のアカデミー賞受賞のときは入念な準備をしてほしいもの。
Text : Peaches
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- セレブウォッチャー・ピーチズ/セレブゴシップ命の映画ライター。365日24時間体制(!?)でジューシィな最新ネタをパトロール中!