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ドイツ・シュワビシュグムンドにあるヴェレダのバイオダイナミック農園のオート麦

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髪と穀物の共通点とは?

ヴェレダが穀物に着目した理由、それは哲学者ルドルフ・シュタイナーを創始者とし、自然のパワーを最大限に活かした製品づくりを続けるヴェレダならでは。ベースにあるのはシュタイナーが提唱した「人智学」と呼ばれる思想の植物観。薬効もある植物の各パーツは、人の体のシステムが呼応すると考えるもの。大地から栄養や水分を吸収しながら天へ向かって育つ穀物は、さながら頭皮から毛髪がまっすぐに生えている様子に似ている。もうひとつの共通するポイントは「シリカ(二酸化ケイ素)」と呼ばれる成分。根から吸収し穀物が育つための形成力の素であり、髪を構成するケラチンの生成を助ける、人にとっての必須ミネラルでもある。日本ではあまり知られていないシリカだけれど、欧米では美容や健康のためのサプリメントとしてもメジャー。ヴェレダがヘアケアのキープラントとして選んだ、オート麦、ミレ(きび)、小麦は、植物の中でも特にシリカの含有量がとても多い素材だという。

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photo : Midori Yamashita

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