トッピングもハニーロック、シュガーミント、すみれ味のマシュマロなど工夫を凝らしたものばかりで目移りしそう！　迷っているとアイスクリームに合わせたおすすめのトッピングを教えてくれました。私が頼んだのは、ココナッツとすみれのアイスクリームに、ハニーロック、いちご、すみれのマシュマロのトッピングをしたもの（3.95ユーロ）。アイスクリームはクリーミーで微かにすみれの香りが口に残ります。ハニーロックはカリッとした結晶状の蜂蜜で、ほどよい甘さのアクセント。トッピングによっていろいろな味を楽しめるので、 チョイスによってバリエーションは無限大です。

そして、興味津々で注文したパネット（4.95ユーロ）がこちら！　これは、ブリオッシュにアイスクリームを挟んでたい焼きのように焼いたもの。寒い時期でもあたたかく簡単に食べられるように、独自に考案されたものだそうです。パネットには、かぼちゃとみかんのアイスを選び、トッピングににんじんのケーキとパンプキンシードのキャラメルがけ、みかんシュガーを。暖かくふわふわしたブリオッシュと冷たいアイスクリームのコンビネーションがおいしい！　ときどき口に入ってくるトッピングが、アクセントを与えてくれます。これなら一年中食べられそう。丸い形と「R」のロゴがかわいいのもポイントUP。
 
ぱっと目を引くユニークなアイスキャンディーの数々も見逃せません。ジョルディ・ロカさんご自身の鼻や、ダースベイダー、有名スペイン人モデルの体の形をしたアイスキャンディーなどがあり、遊び心いっぱいです。このデザイン、3Dプリンターで鼻やスペイン人モデルの裸体から実際に型を作ったそう。味もオリーブオイルやローズウォーターを使った個性的な物が多く、形と味がリンクしているのも洒落がきいていておもしろい！

アイスキャンディーはひとつ4.20ユーロ。ジョルディロカさん自身の特徴的な鼻の形のアイスキャンディーは、ローズウォーターといちごの味です。材料はいちご、砂糖とローズウォーターの3点でとてもシンプルなのがいいですね。見た目は立体的な本物の鼻のようで、どこから食べるか迷います。砂糖は控えめで、いちごの味が引き立ち、さっぱりと食べられます。

箱には有名人の鼻のイラストが載っていて、ついつい自分の鼻はどのタイプか考えてしまいました。
 
店内にはチョコレートやお菓子も販売しているので、少し変わったお土産としてもよさそうです。世界一のパティシエが作った、遊び心いっぱいのファンタジーなアイスクリームをぜひ体験してみてくださいね！