パーク ハイアット 東京「ジランドール」直伝
ホテルみたいな「ふわとろオムレツ」は、強火で即効勝負!
所要時間は1分。材料を揃えて挑もう!
なめらかな質感のオムレツにナイフを入れると、やわらかな卵がとろけ出す。ホテルで味わうオムレツは別格のおいしさだ。「パーク ハイアット 東京」で、そのおいしさの秘密を習った。まず肝心なのは、フライパンのサイズと卵の量。直径15cmに卵2個が1人分の基本。また、フライパンはフッ素加工のものを使い、卵液には生クリームを加え、しっかりと溶く。これで卵液がフライパンになじみやすく、表面が“美肌”に仕上がる。
オムレツ
材料【1人分】
・卵……2個
・生クリーム……大さじ3/4
・塩……少々
・バター……10g
・ベーコン(細切り)……1枚
・スライスチーズ(細切り)……1枚分
・玉ねぎ(1cm角に切り、オリーブオイルで炒める)……大さじ1
・ケチャップ……小さじ1
卵に生クリームを混ぜる!
1.
卵はボウルに割り、白身のだまがなくなるまでよく溶きほぐす。生クリーム、塩を加えて泡立て器でよく混ぜる。
2.
直径15cm程度のフッ素樹脂加工のフライパンを熱し、バターを熱する。フツフツとしてきたら、1を流し入れる。バターはしっかり熱しておくと、卵が焦げつきにくい。
ずっと強火で「の」の字に混ぜる
3.
菜箸で小さく「の」の字を描くように、卵液をフライパンの周囲に沿って混ぜていく。このときフライパンを前後に揺すりながら混ぜると、均等に火が入る。卵が張りつかないよう、ときどきフライパンの端に張りついた卵を菜箸ではがして。
チーズやケチャップを忍ばせる!
4.
卵の表面がやわらかめのスクランブルエッグ状になったら、手早く卵の中の中央に玉ねぎ、ベーコン、チーズ、ケチャップをのせる。
5.
卵の手前を菜箸で持ち上げるようにし、向こう側に折りたたむ。
両端を合わせ、折る
6.
反対側からも折りたたんで端と端を合わせ、合わせ目が一直線になるように形を整える。フライパンの縁を使いながら、上下を返して完成。上下を返すときは、フライパンを軽く上下に揺すると返しやすい。
photo : Jun Hasegawa styling : Makiko Iwasaki cooking : Tsuyoshi Sato(Gilandole) , Hiroshi Mizushima