スパークリングワインの注ぎ方、間違ってない?
年々高まるスパークリングワインの人気。イギリスでは、イタリアのスパークリングワイン「プロセッコ」の消費量がビールのそれを超えたそう。せっかくだから、正しいスパークリングワインの注ぎ方、知りたくない?
スパークリングワインをグラスに注ぐときに、何より大事なのはグラスの持ち方。縦にまっすぐ持っても、地面と平行になるほど傾けてもダメ。イギリスの大手スーパーマーケットチェーン「アズダ」のチーフワインバイヤー、エド・ベッツさんは、「グラスを45℃に傾けるのがポイントなんです」と断言。これが炭酸の泡を1つも無駄にしないようにできる、最も安全な角度だと、女性のためのウェブマガジン「Prima(プリマ)」に語ったベッツさん。
「スパークリングワインを注ぐとき、この角度でグラスを持つと上級者っぽく見えるだけでなく、泡立ちすぎてこぼれる心配もありません」
もうひとつ重要なのが注ぐスピード。コルクを抜いた瞬間にテンションが上がるのはわけるけれど、あんまり慌てないで!
「ゆっくりと着実に注いでいくのがセオリーで、一気に注ぐのはNG。少し注いでは出る泡が落ち着くのを待ち、少しずつグラスを満たしていきます。グラスの4分の3程度を満たすつもりで注いでいくと、こぼれる心配もありませんよ。焦らずに、泡の状態を確かめながら注いでいけば、誰でも上手に注ぐことができます」とベッツさん。
original text : Francesca Rice translation : Rubicon Solutions, Inc cooperation : Yuko Ehara photo : Getty Images