あなたのパンのカット方法は間違っている!?
この世においしいものは数あるけれど、焼き立てのパンの味と香りはやっぱり格別。パンは私たちの生活には欠かせないもので、これまでどれだけの量を食べてきたのかはわからないくらい。だけど、もしそのパンの切り方が、ずっと間違っていたとしたら!?
パンを切るとき、ナイフはどんなふうに動かしてる? イギリスの日刊タブロイド紙「ザ・サン」でも報じられていたけれど、上から下に切るのは間違い。このアドバイスをしてくれたのは、レストランで働くサラ・ジャンペルさん。サラさんは、食に関する情報サイト「フード52」に対して、「パンは横から切るのが正しい」と話す。
具体的にいうと、パンを横に寝かせて側面を上にしたあと、その向きで上から切ると上手に切れるのだとか。この方法だと、パンを同じ厚さに切るのも難しくなく、形も崩れにくくなるという。だから、パンがつぶれたり、大量のパンくずが出たりする心配もなし。サンドイッチ専門店やレストランスタッフなど、食のプロたちの間ではパンを横に寝かせて切る方法をとっている人は多いそうなので、試してみて!
さらにサラさんは、きれいに切るコツをもっと詳しく教えてくれた。「パンの形を崩すことなく同じ厚さに切るには、横に寝かせ、定規で印をつけてからスライスすること。ナイフを下に向け、押しつけたりせず、小刻みに動かしすぎないように注意しながら切りましょう。下向きに力を入れすぎず、ゆっくり切るのがポイントです」
パンの形によっては、横にすると安定しにくいものもあるので、くれぐれも手を切らないように気をつけて。この切り方をマスターすれば、いつものサンドイッチやトーストの見栄えがグッとよくなるはず!
original text : Francesca Rice translation : Rubicon Solutions, Inc cooperation : Yuko Ehara photo : Getty Images