特集 2017/8/31(木)

話題のダイエット「Whole30」! 知っておきたい6つの注意点とは?

アメリカで話題の新ダイエット「Whole30(ホール・サーティ)」ってご存知? 名前どおり“whole(自然食品)”にフォーカスしたダイエットプログラムで、30日間続けると腸内環境をリセットすることができるというもの。具体的には、砂糖、アルコール類、穀物、豆類、乳製品をカットし、肉、魚介類、卵、野菜、果物、良質オイル(植物油、ココナッツオイル、ナッツ類)を積極的に摂取することを推奨している。

1. ナトリウムと飽和脂肪の摂取は自由!?
「Whole30」の食事法を読んで一番気になった点、それは「食事制限は必要なし」と主張しながら、食べていいものと食べてはいけないものをリストアップしているところ。それに「加工肉はNG」なのにベーコンやソーセージなどの塩漬け肉の摂取は自由ってちょっと矛盾しているみたい。「Whole30」が推奨するレシピの中には、ベーコンとココナッツオイルがたびたび登場。でも『アメリカ人のための食生活指針(2015年版)』によると、ベーコンに含まれるナトリウムとココナッツオイルに含まれる飽和脂肪酸は、体重増加や慢性疾患のリスクを高めるため、制限した方が良いとの指摘が。
 
代わりに……
塩漬け肉の代わりに脂肪分の少ないたんぱく質を摂取して。魚介類、卵、全粒穀物、豆類も、腹持ちと栄養価に優れているのでおすすめ。

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original text : Jaclyn London, MS, RD, CDN   translation: Reiko Kuwabara

  • Data
    ジャクリーン・ロンドン(理学修士、登録栄養士、認定栄養士)は、米『グッド・ハウスキーピング』誌のニュートリションディレクター。栄養に関するニュース記事からトレンド情報、新ダイエット法の落とし穴、ダイエットTIPSまで、さまざまな記事を担当している。そのほか雑誌の企画で味覚テストを行ったり、『グッド・ハウスキーピング・シール』の使用を希望する食べ物の製品チェックを行ったり、加工食品の「塩分控えめ」や「食物繊維が豊富」といったうたい文句を検証している。
     
    >>US版『カントリー・リビング』のオリジナル記事はこちら

    ※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。

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