CAもうらやむ憧れの機内食って?
機内食がイケてると評判の航空会社が知りたい!
自国の料理に自信を持つ欧米系エアラインは、機内食もローカルフードをセレクトすればおいしいものに出合える率が高いという。特に、ビジネスクラスの食事は会社が総力を挙げて開発していることが多く、一見の価値あり。
その他、CAたちの間では「@@@エアラインの@@@クラスの@@@に注目!」など、限定的な機内食が噂になることも。アリタリア航空ビジネスクラスの季節ごとに変わるイタリアの地方の前菜や、欧州内の某短距離路線で出されるバゲット、シンガポール航空ビジネスクラスで出る本格的なサテなどがそれだ。機内食だけでなく、エティハド航空やエミレーツ航空の空港ラウンジの食事がハンパないらしいなどという情報も!
さらにA子さんは言う。「機内食の味は一定となるよう作られていますが、クルーも人間。手先が器用な人や料理センス抜群の人もいて、そういう人はギャレーのオーブンの取り扱いや盛り付け、ちょっとした最終的な味付けなどがうまい。カクテルやコーヒーなどにも、微妙に違いが出たりします。“今日のミール、なんかイイわー”と思ったらそれは、運よく才能あるクルーに当たったおかげかもしれません」。
photo : Getty Images cooperation : stewardess A
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話を聞いたのは……
Stewardess A子/某欧州系航空会社に勤務するチーパークラスCA(訳「チーフパーサークラスのキャビンアテンダント」)。日本欧州間を中心に、文字通り世界の空を飛びまわる日々。「お客様の空旅スタイルも食に対する意識も、ここ数年来でホント変わったなーと思います」としみじみ語るおもてなし好き。