特集 2015/4/15(水)
【レポート】パリのおしゃれエピスリー

パリでグルメみやげを買うなら、ここ! おしゃれ食材を探しに、話題のエピスリーへ行こう

エルブロガーとしても活躍している藤井 綾さんが、パリのグルメみやげが買える、とっておきのアドレスを教えてくれた。今回ピックアップした5つのエピスリー(食材店)は、どれもパリジェンヌたちに人気。棚に並ぶ多くの商品はパリの大手食品店では取り扱っていないものばかりだそう。また藤井さんが“自腹買い”した注目アイテムも紹介しているので、参考にしてみて。おしゃれでおいしい調味料や缶詰類、パテやテリーヌ、ジャム、ワインなど、自分用にもギフトにもおすすめの、ワンランク上の食材探しにパリへ行こう!

SHOP 2
「Epicerie Générale(エピスリー・ジェネラル)」
 
2軒目も同じくサウス・ピガール界隈にある、ふくろうが目印のエピスリー「Epicerie Générale」。すべてフランス産の100%オーガニック食材を取り揃えています。野菜、果物、乾物などはもちろんありますが、メイン商品は店の中心に置かれたサンドイッチ、惣菜、シャルキュトリーといったテイクアウトの食材。ランチタイムに訪れたため、店内はサンドイッチを買い求めるお客さんで行列が! 特定の生産者から仕入れたハムや野菜などの食材を使うサンドイッチは、注文を受けてからひとつずつ丁寧に作られています。レシピ本も出版されているようで、サンドイッチ目当てに足を運ぶお客さんの足が途絶えません。また、店員の方の商品に関する丁寧な説明やアドバイスがとても印象的。7区にも店舗を構えていますが、9区のお店の方が品揃えは豊富です。

「オーガニックのケチャップ」 6.5ユーロ、「レッドペッパー」 5.9ユーロ

こちらの店で購入したのは、オーガニックのケチャップ(写真左)とレッド・ペッパー(野生のこしょう)(写真右)。オーガニックのケチャップは、砂糖の甘味が強い一般的なケチャップとは違い、玉ねぎの甘味、そしてトマト本来の味がしっかり引き出されたケチャップです。レッドペッパーは、普通のブラックペッパーに比べて、驚くほど豊かな香り。上質なこしょうの産地で有名なマダガスカル産です。挽きたてのレッド・ペッパーをお肉料理に使うと、ひと味違う風味豊かな料理に仕上がります。肉の中でもラムなど香りの強い肉との相性はとりわけ抜群。またチーズ料理(グラタンやラザニア、ピザ、チーズトースト)にもおすすめ! 小さな瓶詰めなので、おみやげにもぴったりです。
 
Epicerie Générale(エピスリー・ジェネラル)
1 Rue Moncey 75009 Paris
tel. +33 1 48 74 30 56
http://www.epiceriegenerale.fr/
 
>>次は、オーガニック商品を専門に扱うエピスリー「Pimlico(ピムリコ)」

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photo & text : Aya Fujii

  • 藤井 綾●2002年から2011年までパリ滞在。パリ大学にて美術史を勉強し卒業した後、パリルーブル学院(Ecole du Louvre)に編入。2011年9月に東京に完全帰国。2013年9月に「フランスをテーブルに」をコンセプトとした、FUJII LABEL(フジイラベル)を設立。
    Instagram:@fujii_label @une_tartine
    blog:http://blogs.elle.co.jp/parisgohan/
    http://fujii-label.com/

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