イカリング
1996年
『Edible Manhattan(エディブル・マンハッタン)』によると、日本人とイタリア人漁師が1960年代にアメリカの海にイカを求めて漁にやって来るまで、アメリカ人はイカ釣りさえしたことがなかったそうだ。しかし、漁師の間で人気となり、アメリカ移民のレストランによって需要が拡大していった。2014年に、『New York Times(ニューヨークタイムズ)』がイカリングの人気度を調べたところ、イカリングは「1980年に大衆での人気に火が付き、1996年に人気絶頂を迎え、56もの雑誌や新聞で話題にされたが、以来著しく低迷している。あまりにも普及しすぎて飽きられたのかもしれない」という。
original text : Helin Jung transtlation : Anri Tsushima photo : Getty Images