トリュフチョコレート
1987年
80年代といえば高級チョコレート、とくにトリュフがトレンド入り。トリュフチョコレートは、1973年にアリス・メドリッチという女性が、カリフォルニア州バークレーの自宅外で作って売り始めたことに始まる。その後、「Cocolat(ココラット」」というチョコレート専門ショップを開き、ひと口サイズのチョコレートを販売した。1988年の『New York Times』の記事では、「カロリーは高めだが、口解けがよく、まるで絹のようななめらかさ」と評され、たちまち人気に。ボール状のチョコレートにココアパウアーや砕いたナッツをまぶしたこのスイーツは、レストランで食事の最後に供されたり、手作りプレゼントの定番になったりもした。
original text : Helin Jung transtlation : Anri Tsushima photo : Getty Images