エディターズPICK
2016/08/17(水)
エル・オンライン恒例パリ特集@2016夏

【本邦初】ランジェリーの女王、シャンタル・トーマスのご自宅を訪問!

2013年の来日時にエル・オンラインで独占取材を行った、ランジェリーの女王シャンタル・トーマス。10月5日(水)からパリの老舗キャバレー「クレイジーホース」でショーを手掛けるというニュースを聞き、ぜひ改めて取材したい!とオファー。生活に欠かせないという旅から帰った当日に、瀟洒な住宅街にあるアパルトモンで取材に応じてくれました!

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衣装から音楽もプロデュースする話題の舞台とは!?

●パリのキャバレー「クレージーホース」65周年記念に、10月5日(水)から12月31日(土)まで、あなたがゲストクリエーターとしてオーガナイズする“Dessous Dessus” (英訳Upside Down)、は大きなニュースですね! 今回ショーを行うことになった経緯を教えてください。
「30年前にオーナーのベルナールからショーをやってみないかと誘われたんだけど、当時は若かったので断ったの。プレタポルテも手掛けていたから、ランジェリーだけのイメージをつけたくなかったのね。
それからだいぶ時が経って、3年ほど前に『クリスチャン ルブタン』が『クレージーホース』に靴を提供することがニュースになったり、ディタ・フォン・ティースが出演したりと、改めて『クレージーホース』のショーを見たいと思うニュースがいろいろあって、今回のオファーをもらう前によく通っていたの。そして今年の65周年を迎える記念公演としてぜひ手掛けてほしいと言われて、喜んで引き受けたというわけ」
 
●手掛ける内容とは?
「今回は衣装だけでなく、アートディレクターとして照明や音楽もプロデュースするのよ。『クレージーホース』のショーは12章で構成されているんだけど、そのうちの4章を新しく制作するの。
デザイナーとしても新たなチャレンジをしているわ。一般的な女性がつける下着や洋服と違って、ダンサーは踊ることが前提。さらに1日で2~3回行われるショーに耐えられるもの、そして早替えができる衣装でなければならないの」

 

Before the press conference #crazyhorse #chantalthomass from October 5 #paris

Chantal Thomassさん(@chantalthomass)が投稿した写真 -

 
●日本では女性が楽しめるところがなかなかないキャバレーとは、どんな空間でしょうか?
「パリにはキャバレーに多くの女性ファンがいるのよ。モンマルトルの『ムーランルージュ』や、シャンゼリゼの『リド』もあるけれど、『クレージーホース』がもっとも女性をきれいに見せるショーを開催してると思うわ。裸でもまるで一枚の素敵なドレスをまとっているように照明が見せてくれて、いやらしさがまったくないの。完成されたスペクタクルなショーね! シャンパンを飲みながら楽しめる洗練された空間よ」
 
●ショーを見るためにドレスアップは必要ですか?
「シャツにパンツでも、ちょっとだけヒールのある靴を履いたり、昼間より濃いルージュを引く、といった程度のドレスアップで十分よ。でもトートバッグはNGね。席が小さいから大きなバッグで行くのはシックではないわ」

  • courtesy of chantalthomass via Instagram

    PROFILE: CHANTAL THOMASS

    1975年ファッションデザイナーとしてキャリアをスタート。1984年日本にプレタポルテが本格上陸。1999年ランジェリーブランド「シャンタル・トーマス」を立ち上げ、2004年パリのサントノーレに直営店をオープン。2014年は「コカ・コーラ ライト」のコラボデザイナーとしてボトルデザインを手掛けたり、全仏オープンのためにデザインしたテニスウェアのコレクションを発表。2016年10月5日(水)から12月31日(土)まで、パリの老舗キャバレー「クレイジーホース」のショーを手掛けることが話題に。

photo: YUSUKE KINAKA  coordinate: HIROKO SUZUKI

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