ジーンズは「洗わないほうがいい」!? 「リーバイス®」の“ヒストリアン”が紐解く7つのデニムの真実
「リーバイス®」の歴史を管理する、“ヒストリアン”と呼ばれる職業はご存知? 女性の自立と共に進化してきたブランドの歴史から、驚きのデニムケア方法まで、ヒストリアンのトレイシー・パネック氏に訊く、ジーンズにまつわる7つの真実をご紹介。
Q. 「リーバイス®」の歴史的な瞬間とは?
A. 「『リーバイス®』の歴史は、ファンによって作られてきた歴史と言えます。たとえば1969年に開かれたの伝説のロックフェス『ウッドストックミュージックフェスティバル』であったり、1989年のベルリンの壁崩壊の瞬間などに、『リーバイス®』を穿いた人々の姿が写真に残されています。1873年の発明以来、歴史上の大きななイベントに®『リーバイス』のジーンズが登場しているというのは、ブランドにとって素晴らしいことです」
Photo : KAORI UMEZAWA(p1,5)、AFLO(p2)、GETTY IMAGES(p2,7)
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問い合わせ先/リーバイ・ストラウス ジャパン 消費者サービス 0120-099-501
http://www.levi.jp/
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トレイシー・パネック(Tracey Panek)
「リーバイス®」専属のヒストリアン。今回が初来日。AirTouch Communications社、AAA社の企業歴史管理の職を経て、2014年6月から同社に所属。ティーンエイジャー当時に最も穿いていたのは、女性用の“501®”。ご主人と初めて出会った際に、ふたり揃って“501®”を穿いていたというエピソードも話してくれた。