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「アンティポディウム」デザイナー

ジェフィリー・J・フィンチ

ロンドンの気鋭ブランド「アンティポディウム」のデザイナー、ジェフィリー・J・フィンチ。キッチュで2013秋冬、官能的なスタイルを披露した彼がエル・オンライン編集部に。デザイナーにとって“官能”とは何かを教えてもらった。

 

―あなたにとって“官能的”ってどういうことですか?

ジェフィリー:“スマート”であるということ。官能的であることは、セルフ・コンフィデンス(自信)からくると思う。魅力的である人は、クイックウィット(機転・素早い返し)がある人。それは知性だよね。そういう人はファッションを選ぶときでも、自分に何がふさわしいのかの判断ができる。もちろん、そういう女性も“ある一定の事象”については、誤った選択をすることがあるけどね。わかるだろ?(笑)。今、チェックやトラッドが流行している。それも、スマートさを演出してくれるから。

 

―では、例えばもっともセクシーな人って誰ですか?

アレクサ・チャンがいい例だね。ボタンアップされたシャツにスクールガールのスカート……スマートな中に潜む官能性にみんなが惹かれているんじゃないかな。清楚そうだけど、なんだかセクシー。いいよね。英国式の官能ってそういうことのような気がする。日本にも共通するところじゃないのかな。

  • ジェフィリー・J・フィンチ
    「アンティポティウム」デザイナー。オーストラリア出身。「アンティポティウム」は全く異なる要素を組み合わせ、ロンドンのポップなスタイルを表現している、ロンドンの“It”ガール御用達ブランド。 

    「僕の考える“官能的スタイル”としてプレフォールコレクションから、インターセクションコートを選んだよ。異なる3種類のレオパード柄を組み合わせたんだ。靴は『エイソス』とのコラボレーション。コートだけで、アンダーは下着だけで着るっていうのもセクシーだよね(笑)」

「男性クリエーターの考える“官能スタイル”」トップへ

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