ビューティ・エディターAKI
BEST 1「アレキサンダー ワン」
即着れる! と思わせるリアルクローズ揃いのNYコレで、断然気になったのは「アレキサンダー ワン」。来月の「バレンシアガ」も楽しみですが、まずは本体でボクシングに着想を得たというグローブ、ニット帽×パーカーのような奇想天外なシルエット、リアルアコーディオンみたいなバッグから目が離せず! でも1点1点はリアルに使えて、確実にモードになれる。さすがです~。ビューティ的には、ダイアン・ケンダルが手がけたメイクも気になりました。太眉からアイホールにかけて、骨格をなぞるように入れられたスモーキーカラーのアイシャドウ使いはシンプルだけどモード。オールバックでタイトにまとめて、あえて色の違うつけ毛を巻きつけてローポニーテールにしたアイデアはこの秋冬まねできそう。
BEST 2「カレン ウォーカー」
黒が席巻する秋冬シーズンでも、ベージュ、カーキ、オレンジ、ネオンカラーとカラフルなルックと色合わせがナイス!! スージー・アンド・ザ・バンシーズなどパンクの要素を入れたらしいコレクションですが、それがクリーンに表現されていて女子度も高めでは!? 洗いざらしっぽいスリークな質感のヘアやら、秋冬あえてトライしたいオレンジやグリーンのアイカラーによる囲み目、マットなネイルとのコンビネーションも素敵!
BEST 3「タクーン」
ひそかに気になっている“前髪ウィッグ”がキター! ということでこちらに一票。ここまで斬新な付け方でなくても、カッティングの妙を感じさせるファッションにもマッチしていて、インスタントメイクなのりのイメチェンアイテムとして、ヘアアレンジに活用できそうだし、認知度ももっと高まりそうな気配。鮮やかなブルーのアイカラーにまばゆい煌きのグリッターをふりかけたアイメイクは、伏し目がちになった瞬間に美しさがスパーク! 秋冬シーズン、アイカラーに手をかけたくなりそうです。また同じアイカラーでいうと、「ジェイソン ウー」もすんごくキレイ。
Photo : IMAXTREE