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ファッション・チーフTOMOKO

BEST 1「マルニ」
とにかくファーが多い今季。なかでもミラノは「フェンディ」ではモヒカン風ヘアピースも出現するなど、欠かせないマテリアルに。数あるファーの中で、洗練されたアイテムを打ち出していた「マルニ」が、極私的にミラノのベスト。ニットと自然に馴染んだファー使いが美しいこのルックは、シアーとプリーツを掛け合わせたスカートもセクシーで素敵! メンズライクで存在感のあるブーツやバッグといった小物使いに、赤リップでひとさし女性らしく見せるバランスもお手本にしたい!
 
BEST2 「エミリオ・プッチ」
偏愛スタイルである、60~70年代のグラムが今季「エミリオ・プッチ」を占拠! デヴィッド・ボウイの妻アンジーなどをミューズに、全モデルに前髪もキュートなウィッグをかぶせたコレクションは、鮮烈な色合わせと異素材の掛け合わせも楽しいランウェイに。旬のディーヴァ、リタ・オラがフロントロウにも駆けつけたショーの中で、ハンネがアンドロジナスに着こなしていたこちらのルックに私は一票! すみれ色の柔らかなウールコートにトレンドのシースルーのベビードール風ドレス、足元は真っ赤なニーハイブーツなんてコーディネートを、若かりし頃に着てみたかった! なんて妄想が止まらない憧れルックです。
 
BEST 3「ディー スクエアード」
ドラマティックすぎるカットに目を奪われたこのルック。カジュアルなストリートスタイルが得意な「ディー スクエアード」が、一大トレンドである40年代のドレスやテイラードに挑戦したということで、賛否両論いろいろ出てますが、とにかくこのリンジー・ウィクソンの何頭身あるのか数えたくなるスタイル&バランスの良さ、コートなのかドレスなのかわからない圧倒的なオーラを放つファー&ベルベット使いが、ポスターにしたいほどラヴ。“VIVAイタリア!”なムードが楽しいミラノコレクションで、ファッションって楽しいと思える「ディー スクエアード」の心意気に乾杯。

「【ミラノ編】エディターの極私的ランキング2013-14FW」トップへ

Photo : IMAXTREE

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