「物欲ストックホルム」Vol.5 陶器の町、グスタフスベリへ!【後編】
ストックホルムに移住したエディターSANAEが、最旬インテリアアイテムやスポットを現地から直送する本連載。連載第5回目の今回は、北欧系テーブルウェアや陶器好きには垂涎のグスタフスベリを行脚。後編では、あの北欧うつわブランドのアウトレットが登場!
アートギャラリーで現代作家の作品を手に入れる
最後にもうひとつ、私のお気に入りのギャラリーをご紹介。2007年に完成したという比較的新しいグスタフスベリ・クンストハルです。スウェーデンの若手を中心に現代アーティストのクラフト作品を扱っていて、もともと工場の関連施設だったという古い建物も素敵。このときは7名のアーティストによる陶芸作品のエキシビションが開催されていました。
そしてグスタフスベリには、工場の空き部屋にアトリエを構えるアーティストが数多くいて、ここで彼らの作品も展示販売されているのです! カリーナ・セス・アンダーソン、ヨナス・リンドホルムなどがその例。欲しいけれど、今回は「イッタラ」で散財したので我慢しました……(涙)。
Text: Sanae Sato
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エディターSANAE
エディター&ライター。航空会社にて客室乗務員として勤務後、現ハースト婦人画報社に入社。“プラダを着た悪魔”的ポジションから、『25ansウエディング』『エル・デコ』編集部を経てフリーランスに。現在はスウェーデン・ストックホルムと東京を行き来しながら、根無し草ライフ(?)を満喫中。