エディターズPICK 2016/4/6(水)
エル・デコのグリーン特集でも話題に!

LAで活躍する人気エディブル・ガーデナーのホームパーティに潜入

ロサンゼルスで大人気を博している自宅でオーガニックの野菜を育てるエディブル・ガーデン。このブームの仕掛人、ガーデナーのラウリ・クランツが、自身の畑で穫れた新鮮野菜を使ったメニューでホームパーティを開催!

ハリウッドセレブからファションデザイナー、著名なシェフまでを虜にする人気ガーデナー、ラウリ・クランツ。彼女が育てるのは、安心して食べられるオーガニックな野菜やハーブ。今日はトレンドに敏感な数年来の友人たちが集まってのホームパーティが開かれた。振る舞われたのはこれからの季節に参考にしたい、穫れたて野菜を使った、とっておきメニューばかり。是非参考にしてみて!

ラウリ・クランツ : スザンヌ・ゴインといった実力派シェフからファッションデザイナー、ハリウッドセレブなど、LA中にクライアントを抱える人気ガーデナー。「大切なのは育てる人のライフスタイルに合わせた庭づくり。子どもが遊ぶ庭に大きな野菜畑は作れないでしょ。そしてどんな食生活を送りたいかで、育てる野菜の種類も考えるの」。彼女の仕事は畑の設計から野菜の選別、また育て方をプランニング。また講師としても畑づくりを教えている。

この日、ラウリ・クランツのテラスに集まったのは数年来の気の置けない友人たち。ファッションデザイナーにキャンドルアーティスト、ラジオDJにMoon Juiceの創始者など、LAを拠点にさまざまな分野で活躍する女性たちだ。「このテラスで頂く食事はいつも心も体も癒してくれるの!」忙しい毎日を送る彼女たちが楽しみにしているのが、ラウリが丹誠込めて育てた新鮮な野菜やハーブ、フルーツを使ったメニューだ。

左 これからの季節におすすめのエディブルフラワーを彩りに添えたフレッシュなグリーンサラダ! 味の決め手は、オーブンで柔らかくなるまでローストしたフェンネル。刻んだエシャロットとシェリービネガー、バルサミコ酢、塩コショウ、そしてオリーブオイルのドレッシングで。
右 デザートとして最後に出てきたのは、シロップで煮たシトラスフルーツのチョコレートがけ。一口サイズにカットしたフルーツは皮が柔らかくなるまでシロップで煮たら、低温のオーブンでゆっくりと乾燥させる。仕上げにチョコレートソースにディップしたら、可愛らしいデザートの完成!

左 最初にテーブルを飾ったのは、穫れたてのイースターラディッシュ。新鮮な卵を使った手作りのマヨネーズに、パセリ、ミント、バジル、ガーリックを効かせた爽やかなハーブのディップを添えて。
右 家族にも友人にも人気のメニューがローストキャロット。塩コショウ、そしてオリーブオイルをしっかりと絡ませてオーブンで焼き色が付くまでじっくりロースト。フェタチーズとスーマックを載せるだけで、ニンジンの甘みが引き立つ美味しい一皿に!

上 彼女が暮らすのは、LAのミュージシャンたちが多く暮らす自然豊かなエリア、ローレルキャニオン。テラスへと続くパティオの壁には、コウモリランが飾られに小さなポットにはハーブが植えられている。またテラスを望むキッチンの窓辺にはハンドメイドのポットに庭の花が活けられ、家のあちらこちらでグリーンが微笑む。
下右 ガーデナーとして人気の彼女は、LAを拠点に活躍するデュオ、Snow & Voicesのシンガーソングライターでもある。
下左 パーティのテーブルを飾るのは、パセリ、タイム、セージなど穫れたてのハーブとエディブルフラワー! フレッシュなハーブの香りに包まれる爽やかな時間に。

photos : YOSHIHIRO MAKINO  text : MIKI TAMURA

  • エル・デコ最新143号では、人気のエディブル・ガーデナー、ラウリ・クランツの現地取材記事をお楽しみいただけます!
    http://www.hearst.co.jp/brands/elledecor

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