エディターズPICK 2016/8/12(金)

九谷焼の窯元「錦山窯」が手がけた日常のためのうつわ

江戸時代から石川県加賀地方で作られてきた九谷焼は、華麗な色使いや大胆な図案の絵付けで、多くのうつわ好きの心を掴んできた。そんな九谷焼の窯元のひとつ、錦山窯が、開窯から110年の歴史のなかで磨かれてきた技を用いて、現代の暮らしに合うコレクションを発表した。

テレピン叩きという現代ではあまり使わない技法を用い、アプリコット、ターコイズ、ココアの3色で展開する「フォーリングフラワー」。錦山窯に伝わる名品「色絵花詰手飾皿」に着想を得てデザインされた。各色3サイズあり、いちばん小さいもので(φ17×H3.5cm)¥25,000。

Photo:NAOTO TAKANO (http://ltdexp.net/

九谷焼のなかでも金彩を得意とする錦山窯は、人間国宝も輩出した名窯。いま、錦山窯では、昔ながらの技法を継承しながら、現代の暮らしにあう新しいデザインに挑戦している。ずっと大切に使っていきたいと思える、日常使いのいいうつわを眺めてみよう!

フォルムは轆轤で作られ、リムには手描きで金彩を施した「ホワイトプイス」「ウォーターアイ」「レッドアラベスク」。それぞれ種類はプレート3種類、ボウル3種類。シリーズにより価格が異なる。いちばん小さいプレートで(φ17×H2.5cm)「レッドアラベスク」¥18,000 「ホワイトプレス」¥28,000 「ウォーターアイ」¥20,000

Photo:NAOTO TAKANO (http://ltdexp.net/

Photo:Eisuke Komatsubara(moana)

Photo:Eisuke Komatsubara(moana)

料理の和洋を問わず、また、メインもスウィーツも合わせやすい。カジュアルにもクラシックにも楽しめるので、ホームパーティにもぴったり!

Photo:Eisuke Komatsubara(moana)

予約すれば窯元を見学することも可能。興味のある人は、ホームページをチェックしてみて!

  • 錦山窯
    石川県小松市高堂町ト-18
    営業時間 / 9:00~17:00(訪問はホームページから要予約)
    定休日 / 土曜・日曜、祝日
    http://www.kinzangama.com/
    問い合わせ先/ tel: 0761-22-5080

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