【後編】ヴィンテージに心躍る、夢のパーティハウス!
ミッドセンチュリー建築のマニアが優良物件を巡って競い合うロサンゼルス。ファッションデザイナーのトリーナ・タークと写真家のジョナサン・スコウ、このクリエイティブなカップルは長年待ち続けた末、ついに究極の家を手に入れた。前編に引き続き、ダイニングやゲストルームなど、さまざまなヴィンテージアイテムをMIXしたインテリアが刺激的な彼らの自宅を公開。
竣工時のデザインを活かしつつ色彩豊かにデコレーション
明るくコンパクトなゲスト用ベッドルーム。ジョナサンがフロリダで見つけたヴィンテージのヘッドボードは深い柿色にペイント。これがこの部屋のカラースキームのベースに。黄色のアームチェアはアントニオ・チッテリオのヴィンテージ、サイケデリックなカーペットは「エドワード・フィールズ」。枕やクッションはすべて「トリーナ・ターク・レジデンシャル」のもの。
1948年のオリジナルデザインをそのまま残したキッチン。購入時は'40~'50年代にアメリカでよく見られた、“ホスピタル・グリーン”と呼ばれる緑色のワークトップが残っていたが、これは外し、オフホワイトの明るい空間に。
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トリーナ・ターク&ジョナサン・スコウ(Trina Turk&Jonathan Skow)/ファッションデザイナーのトリーナ・タークと写真家のジョナサン・スコウの夫婦は1995年に「トリーナ・ターク」を設立、現在までに全米で愛されるライフスタイルブランドに成長させた。レトロ・シック・ラグジュアリーと評されるカラフルなスタイルは彼らのインテリアラインにも遺憾なく表現されている。
photos : RICHARD POWERS original text : ALISON GEE text : SHIYO YAMASHITA
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