二大お茶目俳優W会見! ライアン・ゴズリングとマッツ・ミケルセンが同時来日
2017年2月27日(金)、東京に2大お茶目俳優が現れた! ひとりは『ラ・ラ・ランド』でオスカー獲得が期待されるライアン・ゴズリング。もうひとりは「北欧の至宝」と称されるデンマーク発のハリウッド俳優、マッツ・ミケルセン。
第89回米アカデミー賞(オスカー)にて史上最多14ノミネートを果たした、『ラ・ラ・ランド』。受賞すれば史上最年少となる32歳のデイミアン・チャゼル監督とともに、今やもっともホットな俳優のひとり、カナダ人のライアン・ゴズリングが来日! 一緒にNHKに登場した直後に開かれた会見でも、ふたりは仲良し。「ライアンはどんな役でもこなせる俳優。音楽にもパッションをもって向き合っているし、この映画に出演するすべてを兼ね備えていた」と褒めると、「うん。このコメント、僕が書いた脚本通りなんだよね。でもどうせならもっとパッションをもって言ってほしかった」とライアンがいじったり、「もしどちらかしかノミネートされてなかったら……(ここではきまずい)」とからかったりと、まるで仲の良い兄弟のよう! 最後はイマイチ「鏡割り」のシチュエーションが飲み込めていなかったのか、木槌を持ちながら若干戸惑っている様子だったものの、ふたりで明るく乗り越えてフィニッシュ。こういう関係性が、今回の成功につながったのかも?
そうしてライアン&デイミアンの会見が終わったわずか1時間後、同じ港区に登場したハリウッド俳優がもうひとり。それがデンマーク出身の名優にしてハリウッド俳優のマッツ・ミケルセン。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』でも、ドラマ『ハンニバル』でもダークな役を見事にこなしてきた彼が、今回の『ドクター・ストレンジ』で演じたのも“闇の魔術師”。そんな彼はファンなら知っている、茶目っ気が魅力。ファンから今回の役のダークな特殊メイクを見た印象について、「あぁ、これに毎回3時間かかるのか……と思った」とか、悪役を立て続けに演じている感想を訊かれて「まず言えるのは、デス・スターに関しては僕の責任と言われると言い返せないかも」と答えたり、とにかく冗談ばかり。
エンシェント・ワン(ティルダ・スウィントン)の日本語バージョンを演じた女優の樋口可南子さんと、マッツの吹き替えを何回も担当してきた声優の井上和彦さんが登場すると、「デンマーク人だから吹き替え映画にはなじみがある。僕も一度やったことがあるんだけど、本当に大変だった」と樋口さんに同情しつつ、「声優はアーティストだと思う。過小評価されがちだけど」と井上さんを同時に称賛。冗談だけではなく気遣いも立派!
こういうキャラクターを知っているファンは大盛り上がり。場内はマッツを呼ぶ声と悲鳴の嵐で幕を閉じた。公開は1月27日(金)。楽しみに待ちたい。
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『ラ・ラ・ランド』
2017年2月24日公開
http://gaga.ne.jp/lalaland/ -
『ドクター・ストレンジ』
2017年1月27日(金)公開
http://marvel.disney.co.jp/movie/dr-strange.html